Cafe de SIMONS
こんな所で奥本亮 ! 新譜リリース
 「縁は奇なり」などと言います。人と人との繋がりが偶然に重なっていく...そんな場面に出くわすことがあります。あの日もそうでした。音楽友達のミュージカル・シンガー石井一孝君のステージを見に、10月6日に六本木のSTBに行きました。ファンクラブの集い的?なコンサートだったこともあり、このクラブでは珍しく2部構成になっていて、私とMassy、takeito夫妻の4人は夜の部(2部)を見に行きました。会場内はファンクラブ優先席が全体の9割を占め、熱心なファンに埋め尽くされていました。公演は彼の2ndCD発売記念という感じで、新曲を中心...いや、MCを中心に(爆)約2時間の熱演でした。終わってとりあえず挨拶にと、楽屋を訪ねることにしました。先日、同じ会場でsaltバンドを見たばかりの私には、おお、ここの部屋にSaltや沼澤がいたのかなどと、ちょっとだけミーハー気分に浸っていると、控室からいきなり現れた石井君。われわれの顔を見るなり「こっちの控室に奥本亮さんが来てるよ」とのこと。「え?」。事態が飲み込めぬまま、あの奥本さんだったら一度会ってみたいなどと、一同いきなりのミーハー・モードに突入。部屋に入れば、あららら本当にいる(←当たり前だってば)。とりあえず「こんばんは」と声をかけて、いきなり「Making Rockが...」などと話し出す私達。彼は突然の訪問客に驚きながらも、「え?、あのアルバム知っているの?」。と、ここまでくればこちらのもの(笑)。何とも気さくな方だったということもあり、他の出演者もいるのに話しに夢中になっている私達。石井君のステージでドラムを叩いていた方は樋口昌之さん。そう、懐かしいクリエイションのドラマーです。奥本さんも元はクリエイションのメンバーだった方。11月にCool Soundからリリースが決まった新譜のプロモーションも兼ねて今回来日してライブをするという。そのライブでドラムを叩くのが樋口さんということで、今日は石井一孝というよりも樋口さんのプレーを見に来たというのが真相。で、楽屋で和んでいるところへ珍客乱入ということに(^^;;;)。「どうしてMaking RockはCDにならないんですか」なんて話が出てくると、当の奥本さんも「日本にもまだ自分のことを知っている人がいるんだな」なんてシミジミされて、「いや、嬉しい」だなんてエラク上機嫌でありました。「色々と権利関係があってCD化は難しいみたい」なんて淋しい言葉も聞かれる反面、単なるファンだということが分かると「マスターのDAT入手したから皆で焼いちゃおうか」なんて大胆発言も飛び出す始末(笑)。いずれにせよ、こんな所で...って出会いでありました。暫し和んだところで記念写真をパチリ。この写真はtakeitoさんのHPでも紹介されてます。ふぅむ、そこでは私の顔もバッチリ分かってしまいます...(汗)。
 暫く話していて気づけば、そうだ私達は石井君に挨拶しに来たんだっけ!。彼をそのまま放っておくのも失礼かと、とりあえずこの部屋は出ることに。彼は彼で忙しく多くの訪問客の相手をしていたので、その場はとりあえず失礼することに。そして後日、私達4人は深夜の石井家に訪問するということで、彼とはゆっくりとお話をすることができましたとさ。それにしても人はどこで繋がっているか分からないもの。別に繋がっているいるからどうだということではありませんが、それでも、こんな突然の珍客にも丁寧に応対してくれた奥本さん。彼もどこで何があるかも...という機微をわきまえているのかなと思いました。いやぁ、それにしても久し振りにミーハーしましたかね。果たしてライブ当日は仕事早く終わるかなぁ...(汗)。
(2002/10/13)

※More Information : Official Web Site : RyoOkumoto.com


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