東京11レース 芝 1800m
サラ系4歳以上 / (国際)(指) / オープン/ 別定
枠 馬番 性齢重量騎手
[1] 1 プレストシンボリ せ7 57.0 岡部幸雄×
[2] 2 サイレンススズカ 牡5 59.0 武豊◎
[3] 3 テイエムオオアラシ牡6 57.0 福永祐一
[4] 4 エルコンドルパサー牡4 57.0 蛯名正義○
[5] 5 ランニングゲイル 牡5 58.0 柴田善臣▲
[6] 6 グラスワンダー 牡4 55.0 的場均
[7] 7 サンライズフラッグ牡5 58.0 安田康彦
[8] 8 ワイルドバッハ 牡6 57.0 ロバーツ
[8] 9 ビッグサンデー 牡5 58.0 宝来城多郎
的場が選んだのはグラスワンダーだった。グラスワンダーの骨折によりペンディングされていた問題に決着をつけた。(記者会見のような映像ではキティちゃんのマークの黒い帽子だった????娘のかね?これだけ真剣な話をしている男の頭にいるキティ幸運を運んでくればいいのだけど)どうして選んだのか、それはもちろん馬の潜在能力とか人間関係とかトータルで考えた上での判断だろう。エルコンドルとはこれから何度となく対戦することになるだろう。外国産馬にとって国内で出場可能な大きなレースは限られるから直接対決は避けられない状況が多くなるからだ。単純に勝利に一番近い馬を選んだとすれば、引退時の勝利数がグラスワンダーの方が多いと踏んだのだろう。両方の馬にまたがった的場が、直接対決せざるを得ない場合勝てる方を選んだということになれば、グラスワンダーが強いということだ。
確かにグラスワンダーの方が垢抜けたバランスのよい体だし、3歳時にはとんでもない強さで他を圧倒していた。的場が必死になって追うこともなかった、必要がなかったから。的場としてはこの馬の力をしぼりだした時にどれくらいの強さになるか、自分自身で確かめたかったのではなかろうか。もっといえば底知れない潜在能力の闇の奥に魅せられたのかもしれない。
目先の勝利でいえばエルコンドルパサーの方が可能性があることは明白である。春を順調にすごしすでにG1を勝っている。秋もこれまで文句のない状態での調整でここに来た。馬の成長に大きな影響があるといわれる春を棒に振り、放牧から帰ってからも発熱でなかなか軌道に乗れなかったグラスワンダーがあきらかに不利である。ましてや4歳になって緒戦、府中の1800は未知数。勝てる気がしない。今回は負けるだろう、それは大きな問題ではないし、どんな負け方にしろ格づけにはならないだろう。大事なのは負けた後だ、マイルCSまでに馬に走る気がでてくるか。調整段階ででてくるこういう馬は基本的にいらない。潜在能力だけで勝てるほどこのレースは甘くない。でも一番応援したのはこの馬だ。マイネルマックスにならないように祈る。
結論はサイレンススズカが逃げ来ることは間違いがない。このメンバーで負けるないことは今年に入ってからのレースを見ていれ明白だ。逃げることに疑いがない。逃げているのではなく、一番早いので先頭を走っていると言える。
エルコンドルパサーはスズカに気をとられてばかりいると他に足をとられることになりかねない。楽しみなのはその足をすくうことになって欲しい、プレストシンボリ、もしくはランニングゲイル。両方とも真面目に走ればまだまだいけるはず。
勝負は別として、この秋はグラスワンダーをずっと追いかけるつもりだ。
京都11レース 2400m 芝・右外
サラ系4歳以上 / (混)(指) / オープン/ 別定
枠 馬番 性齢重量騎手
[1] 1 セイウンスカイ 牡4 57.0 横山典弘×
[2] 2 スノーボンバー 牡4 55.0 武幸四郎
[3] 3 メジロブライト 牡5 59.0 河内洋○
[4] 4 ローゼンカバリー 牡6 58.0 吉田豊
[5] 5 ゴーイングスズカ 牡6 58.0 南井克巳
[6] 6 ステイゴールド 牡5 57.0 熊沢重文▲
[7] 7 シルクジャスティス牡5 59.0 藤田伸二◎
関東といくぶん趣が変るが、ここも豪華メンバーになった。
シルクジャスティスは一体どうしたのだろう。昨年のグランプリホースの名が泣いている。やはり春の阪神大賞典でのせり負けが彼の心になにか陰りを落としたのだろうか。ということはもうこのままブライトのでるレースではブライトには勝てないのだろうか。馬にはそういう習性があるそうで、もともと競馬自体が馬が集団で走り、一番早い馬がリーダーになるという本能を利用しているものだそうだ。だから一度タイマン状態でマッチレース的な場面で自分の負けを強烈に見せつけられると、勝った馬にもう闘争心がわかなくなるらしい。たとえそうだとしても、もう一度立ち上がれ、おまえの底力を見せてやれ。
そして今度は負けるのはメジロブライトということになる。男の真剣勝負はこの2頭で決まる。他の馬はただの傍観者にすぎない。しかしコンプレックスのないセイウンスカイは格付けがすんでいないことと、逃げ馬ということで争うことが少ない分不気味な存在かもしれない。ダービーの負けは距離ではなく、むしろあのペースからして距離の適正はある。
ステイゴールドも春G12回の連対で実力はあなどれない。ブライトとジャスティスの間に入る可能性はある。
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