東 光 寺

入間市小谷田 



 東光寺の創建は明らかではないようですが、中興開山は永正16年(1519)に入寂した

印融とされているので、さらにそれ以前に遡るようです。江戸時代には、この辺りの領主だっ

た旗本五味氏ゆかりの寺として相応の大寺だったようですが、五味氏の屋敷跡だった当地には

元禄15年(1702)に移転して来たそうです。



    鐘  楼


 門前に立つと石垣の上に

建つ鐘楼が目を引きます。

大方の鐘楼の屋根には擬宝

珠が載っているのですが、

これは珍しく相輪がそびえ

ています。






    本  堂


 大きな屋根の本堂が古刹

の雰囲気を伝えています。

お堂の前には延宝2年(16

74)に五味家家臣の発願で

製作された市指定文化財の

梵鐘が置かれています。






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