全 徳 寺

所沢市北野 



 全徳寺は永禄年間(1558〜70)に顧山明鑑和尚により創建されたと伝わる古刹ですが

以前の建物が老朽化した為に本堂他の建物は平成元年に新しく建替えられたそうで、今は真新

しい伽藍がのどかな畑の中に忽然と現わるという雰囲気の寺院です。それでも庫裏の前の通用

門と山門脇の鐘楼だけはそれ以前からの建物のようです。



    山  門


 梁上の扁額にも梅林山と

あるように、境内は梅の名

所だったそうですが、私が

訪れた時はあいにくの季節

はずれでした。






    本  堂


 何の説明板も無いのです

が、この本堂の前の古びた

石灯籠は、港区芝の増上寺

より移された、徳川家ゆか

りの石灯篭ではないかと思

われます。





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