円 乗 院

東大和市狭山 



 創立は平安末期とされる古い寺院ですが、数度の火災により古文書等が失われ、詳細は不明

です。当初は延寿院と称し他の場所にあったのですが、江戸初期の風害により伽藍が倒壊した

為に現在地に移転して円乗院と改名しました。境内は村山貯水池の南側丘陵の先端にあって、

湖へのハイキングコースの入り口にもなっています。




    鐘 楼 門


 明治時代の火災により本

堂や庫裏などは焼失してし

まったのですが、寛延2年

(1749)建立の鐘楼門だけ

は延焼を逃れ、古刹に相応

しい構えを見せています。






    本  堂


 本堂は鉄筋コンクリート

造りですが、本尊の不動明

王と共に第八番観音の如意

輪観音が祭られています。






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