高 麗 神 社     
             こ  ま
日高市新堀  



 飯能市街の北方の丘陵地の麓にあり、古くからこの辺り一帯を開いた渡来人の長、高麗王寂光

を奉る神社です。かつてこの社を詣でた何人もの政治家が、首相になるなどして出世したことか

ら、この頃では立身出世の神様としての人気も高まっています。また社殿の奥に代々当社の宮司

を務めた高麗家の住宅があって、重要文化財に指定されています。




    高麗神社社殿


 山の麓の広い境内の奥にあり、

山を横に見るように鎮座していま

す。社殿の建築様式に一部独特の

様式が見られるとの事です。







     高麗家住宅


 境内の一番奥にある藁葺き屋

根の民家で、建築年代は構造手

法から17世紀中期頃と見られ

ています。間取りとしては同じ

ように重文指定されている他の

民家とは異なり、相対的に土間

が狭く、神職の住宅としての特

徴があるようです。





 一つ上  ”国宝の寺社を訪ねて

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