瑞 聖 寺     
港区白金台   
 
 
 
 瑞聖寺は江戸の黄檗宗では唯一の大型本格的な仏殿大雄宝殿の建つ、「一山の役寺」といわ 
 
れる高い寺格の寺院でした。しかし江戸時代の度重なる火災により多くの伽藍を失い、一時は 
 
本堂の大雄宝殿と脇門などを残すのみとなっていました。近年になって伽藍も徐々に再建され 
 
名刹に相応しい寺観に整えられ、中心となる大雄宝殿も国の重要文化財に指定されました。 
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    瑞聖寺山門 
 
 
 大雄宝殿と共に江戸時代 
 
から残る建物で、以前は脇 
 
門だったのですが、明治学 
 
院大学への道に面した参道 
 
の途中に移築されました。 
 
 
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   瑞聖寺大雄宝殿 
 
 
 大雄宝殿は宝暦7年(1 
 
757)建立とされる豪壮 
 
な建物で、二層の屋根に見 
 
えますが下層は周囲一間の 
 
裳階となっています。震災 
 
でも被害を受けましたが、 
 
内陣を始め当初の姿をよく 
 
残しています。 
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