観 音 寺     

青梅市塩船  



 観音寺は塩船観音として親しまれる古刹で、周囲の地形が船の形に似ていることから僧行基

が塩船と名付けた、と伝えられています。境内には国の重要文化財に指定されている仁王門、

阿弥陀堂、本堂をはじめとする堂塔が立ち並び、またツツジの名所としても有名で、春の花の

時期には境内中が薄紫の花で包まれます。




   塩船観音仁王門


 重文に指定されている三棟

の建物はいずれも室町時代の

建立と見られています。その

中でも仁王門は藁葺き屋根が

いっそうの古さを感じさせて

くれます。





鬱蒼とした

  大木に守られる

    阿弥陀堂






    塩船観音本堂


 本尊は千手観音で、大化年

間(645〜649)に若狭

の国の八百比丘尼がこの地に

千手観音を奉安した事に始ま

ると伝えられています。





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