本 門 寺

大田区池上 



 本門寺は広大な境内を誇る東京でも屈指の大寺院で、日蓮宗の開祖日蓮上人がこの地で亡く

なった為に、開祖入滅の地として創建された日蓮宗の名刹です。高台にあって周囲の喧噪とは

かけ離れた境内の木立の中に、関東地方最古最大で国の重要文化財にも指定されている五重塔

がそびえています。この塔は慶長13年(1608)徳川二代将軍秀忠の病気平癒を祈願する

乳母の正心院日幸の初願により建立されました。

 なお本門寺については、湊宣洋さんのホームページ ”MINATO'S HOME PAGE”の 名所・旧

跡の覧に詳しい解説が掲載されていますのでぜひご覧ください。



夕暮れの空に

  浮かび上がる

     本門寺五重塔


なお Photo gallery にも

五重塔の写真が載っています






    本門寺本堂


 広い境内の真ん中に立つ巨

大な本堂は、戦災に遭ったの

で鉄筋コンクリート製で再建

されたものです。





 急な石段の上に立つ山門も

やはり戦災に遭ったので戦後

再建されたものです。






 本堂のある丘の西側に一段

下がった谷戸には文政11年

(1828)に建立された多宝塔が

あり、こちらも国の重要文化

財に指定されています。






 一つ上  ”塔のある寺を訪ねて

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