昌平坂学問所入徳門
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入 徳 門 構内唯一の江戸時代からの建物 で、本殿である大成殿の入り口に 建っています。ただ藩校等に見ら れる武家屋敷門の形式ではなく、 聖堂の門らしく寺院の山門に多く 見られる四足門形式の門です。 |
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杏 壇 門 大成殿へと至る最後の門で、門 を潜ると回廊に囲まれた内庭へ出 ます。現在は鉄筋コンクリート製 ですが、中国様式の堂々とした門 です。名の由来は中国の孔子講堂 の跡地に杏が植えられたので杏壇 門と名付けられたそうです。 |
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大 成 殿 孔子が奉られた本殿で、儒教が 宗教と学問の両方の側面を持って いる事を物語る堂宇です。一見す ると南を向いているようですが、 幕府直轄の建物として江戸城本丸 の方向を向いて建っています。 |
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石垣と土塁 お城好きとしては気になる東南 角の石垣で、この学問所が武家屋 敷のような屋敷構えだった事を物 語っています。当時の絵図を見る と、西側の敷地は現在は医科歯科 大となり、残った聖堂の敷地は東 に拡張されたようなので、この石 垣も移築されたのかも? |