白金長者屋敷跡
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江戸時代には高松藩松平家の 下屋敷となり、園内には庭園に 植えられたと思われる黒松の大 木も見られます。大正時代には 皇室の白金御料地となっていま したが、戦後になって一般開放 されました。 |
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水性植物園のある谷筋の、水 鳥の池とひょうたん池に囲まれ て、土塁の残る館跡の高台があ ります。 |
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土塁は園内の至る所に残って いて、館跡を囲む土塁の状態も 良く一目でそれとわかるのです が、ほとんど自然のままの藪に 覆われているので、写真では上 手く写せませんでした。 |
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白金長者屋敷の謎の一つは、 この低湿地を横切るように築か れた土塁があることです。ただ 同様な遺構は千葉佐倉城址の蛭 が池にも見られ、水の手を確保 するために谷地を曲輪に取り込 んだのかも知れません。 |
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