旧大庄屋役宅書院

みなかみ町東峰須川、河合家   




 旧新治村の東峰須川の辺りは1100石の旗本伊丹氏の所領で、この地の河合家を大庄屋に

任じ、主屋の隣に書院を建てて領主が領内視察をする時の休息所としました。現在はトタン葺

きになっていますが本来は茅葺だったようで、また母屋と接続する場所に玄関が設けられてい

るようです。


    河合家書院


 この書院は8畳の上段の間

と10畳の控えの間があって

上段の間には床の間等を備え

た本格的な書院造りになって

いるそうで、県の文化財にも

指定されています。