水戸徳川家上屋敷堂宇・他 文京区後楽、小石川後楽園
小石川後楽園は水戸徳川家の江戸上屋敷の跡ですが、上屋敷跡の東側は遊園地になってしまい、 庭園部分のみ小石川後楽園として往時の面影を伝えています。さらに藩邸時代からの建物は震災や 戦災でほとんどが失われ、現在まで残っている藩邸屋敷の遺構建物は得仁堂と呼ばれる堂宇のみと されています。ただ、他にも赤門と呼ばれる棟門が庭園東側の木立の中にあるのですが、由来や築 年が定かではなく、庭園事務所としも、この門が元から当地に在った物か移築なのかも含めて把握 出来てないそうです。ただ古い絵図を調べてもらったところ、天保元年(1830)の絵図には現在と同 じ場所にそれらしい門が描かれているそうです。しかし、その絵図の門が庭園内の赤門なのかどう か確証はないとの事で、何か判ったらホームページで公表するとの事でした。
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