金 井 代 官 屋 敷

町田市金井町、神蔵家   




 町田市の旧金井、木倉の両村は元旗本福井氏の所領でしたが、正徳5年(1715)お家断絶で

幕府の御領所になると、両村の名主だった神蔵家が当地の代官を世襲するようになりました。

建物は世田谷代官屋敷のように豪農の邸宅を役宅としたものですが、その敷地は鶴見川沿いの

低地に突き出た丘陵の先端にあり、まるで中世城館のような場所に建っています。主屋は元禄

13年(1800)に火災に遭い、その後の再建になる建物ですが、代官屋敷の格式の残る建物と

の事です。また庭も由緒のある平庭式庭園で町田市の史跡に指定されています。



    神蔵家屋敷


 住民が居住していて非公開

との事でしたが、庭だけでも

と見学を申し込んだところ、

素気無く断られてしまいまし

た。外観からみると保存状態

は比較的良さそうです。