水戸偕楽園正門、他
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偕楽園表門 大名庭園の表門らしく立派な 門ですが、構造は腕木門で割と 簡素です。それより表門が庭園 の西寄にあって、水戸城がある 東側には向いていない事が目を 引きます。この表門の位置を見 ても偕楽園の理念を実践してい るかのようです。 |
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中 門 表門から入ってしばらく行く と、好文亭の手前に建っていま す。それまでは林間の道だった のですが、この門を過ぎると高 い木立は少なくなり、好文亭と も調和した開けた庭園のエリア になります。 |
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好 文 亭 偕楽園の中心となる建物で、 眺望を良くする為なのか、二階 建てですが通常の三階に相当す る高さがあります。一方、藩主 も訪れる建物なので二階に上が る階段の途中には、警護の侍の 控えの間があるなど、城郭建築 らしさを覗わせる高閣となって います。 |
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晩秋の偕楽園 好文亭の二階から千波沼方向 を見たもので、この眺望の良さ は金沢の兼六園や岡山後楽園に はなく、また庭からでもよく見 えるので、高所から城下を見渡 す機会の少ない庶民も楽しめる 庭造りになっています。 |