彦根藩井伊家屋敷門

世田谷区豪徳寺、豪徳寺   




  世田谷城址に建つ豪徳寺は、かの「招き猫」発祥の名刹で、「井伊家の殿様が門前を通りか

 かった時に、猫が手招きをするので山門に入ると今まで居た場所に落雷があり危うく命拾いを

 したので、豪徳寺の猫は招福の猫になった。」との言い伝えがあります。井伊家が寛永年間に

 世田谷領を拝領して以来、同家の菩提寺になり歴代藩主等の墓所がおかれ、境内の中心にある

 仏殿も同家により建立されるなど、井伊家とは特別に縁の深い寺院です。



    豪徳寺赤門


 井伊家の江戸屋敷の門と伝

わり、現在は仏殿の裏に移築

されていますが、以前は東門

の位置にあり、中雀門と呼ば

れていたそうです。また中庭

には、井伊直弼愛用の茶室も

再建されているそうです。