長靴持って修学旅行
(前頁より)



さて二度あることは三度あるという。
英国の教育制度の関係で、日本の小学校では5年の1学期相当で
ブルックランド小学校を無事卒業した翠ちゃんは、教立英国学院の
5年に編入した。

ヨーロッパ各地に駐在するビジネスマンや公務員の子女教育のため、
寄宿制の学校である。生徒数が少ないので、小学部は5・6年生は
一緒に修学旅行に行くという。
これで3回目の経験となった。

ところが6年生になり日本に帰国すると、当然のことながら日本的修
学旅行がある。
かくして翠ちゃんは、2年間に4度の修学旅行(フランス・英国内2回・
日本)という珍しい経験をした子供となった。



こういう出費は大変でしたが、海外の教育にはギスギスしたものが少
ないように感じました。
その一例として修学旅行を紹介しました。
日本と比べどうなんでしょうか。

親の方も考え方を柔軟にし、行動してはといっても、今の日本の教育
制度は人質を取られているようなもので、父兄による改革は大変でしょ
うね。

日本では教育こそ大幅な規制緩和が必要でしょう。


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