和泉山脈　サカモギ谷

遡行日: 1997年5月18日（晴れ）
メンバー: 長谷川、道上
アプローチ: 国道１７０号から滝畑ダム方面へ。ダムを越えた千石谷出合に駐車場がある（一泊１０００円）。千石谷沿いに行くとすぐに林道に出られる。千石谷を遡行してもよい。簡易水道の取水口を過ぎた次の沢がサカモギ谷。
遡行 出合の雰囲気はあまりよくないが、すぐにゴルジュの２ｍ滝があらわれる。さらに、小滝をいくつか越えると少し手強そうな、７ｍの滝があらわれた。我々は巻いてしまった。 直登可能な滝がいくつか続き、遡行を楽しめる。やがて谷が開け、一気に高度をかせぐ上部の連瀑帯があらわれた。 一つめの滝は難無く登れる。次の４ｍはシャワークライムとなる。いいかげんに突っ込んだので、水にたたかれて寒さのあまり左から巻いたが、大巻となり次の４ｍ、１５ｍもいっしょに巻いてしまた。巻き道はがれていてあまりよくないし、頑張って突っ込むべきだった。 １０ｍ滝は人工になると思う。我々は尻尾をまいて右から巻いた。その上の２段１２ｍの滝は簡単に登れる。 やがて水が涸れたゴルジュとなる。ガレていて歩きにくい。適当なところで左の枝沢に逃げた。踏みあとをたどるとやがて南葛城山への道に出られた。南葛城山まで２０分程度。: 小粒ながらピリリと辛い。一通り沢の要素がぎゅっと凝集されている楽しめる沢でした。下山路は、地図に無い仕事道がいっぱいあるので沢の中より迷ってしまう。
コースタイム: 5/8 8:30 出発 - 9:30 サカモギ谷出合 11:40 10m滝下- 13:30 南葛城山頂上 15:00 千石谷出合（駐車場）

和泉山脈 サカモギ谷

和泉山脈　サカモギ谷