父が国鉄に勤務していたため、小学生の子供の頃は機関区や操作場の現場を身近に感じることが多く、大学生になってから凸型電気機関車の鉄道模型を一台だけ購入し大いに楽しんだ時期があった。

初めての鉄道模型ジオラマ組立記

 講談社から昭和の「鉄道模型」が2007年7月から毎週発行され、付いてくるTOMIX製の鉄道模型パーツを組み立てるだけで、初めての人でも容易にNゲージ鉄道模型ジオラマが作れるとあった。完成まで50週つまり1年間を要するが、60歳になったのを機会にトライしてみることにした。
 7月の創刊号には、電車車両モ1031(茶色)と線路台座が付いてきた。線路の前後に停止杭を付ければ今回の組立は終わりであった。モ1031をインターネットで調べたら、鶴見臨港鉄道(現在のJR鶴見線)110形「フリー モ1031」と出てきた。そう言えば、昔乗った鶴見から扇町の間を走る鶴見線の車両にソックリである。
 8月号の4週分には、線路、駅舎、ホーム、交番が各々付いてきた。組立てるには線路は3分、駅舎は1時間、ホームは15分、交番は25分を要したが、比較的容易で楽しみながら作業をした。その結果、鉄道駅のまわりの小さなジオラマが出来上がった。
 9月号の4週分には、C(カーブ)レール、S(直線)レールが各々付いてきた。4週目にレールが集まってから組立てたが、レイアウトを考え組立てるには45分を要した。空き空間があるので蒸気機関車D51と、上野動物園と旭山動物園を置いてみた。
 10月号の4週分には、主として底部のパネルボードと補強材が付いてきた。パネルボード4枚を田の字に並べて補強材とテープで組み立てると、レイアウトの基盤が完成し約60cm×45cmのスペースが出来ました。
 11月号の4週分には、トンネルとバス倉庫とタクシー営業所とBAR&寿司屋が付いてきた。模型を組立てる楽しみを味わうことができ、ジオラマの範囲が鉄道駅のまわりから全体に広がってきました。
 12月号の4週分には、喫茶店と魚屋と八百屋とパン屋が付いてきた。模型を組立てる楽しみを味わうことができ、ジオラマの範囲が徐々に全体に広がって来る。
 1月号の4週分には、菓子屋と劇場と動力ユニットと薬局が付いてきた。ジオラマの中を鉄道として走行できる状態になった。実際に走行させるにはコントローラーが必要で、創刊号から25号までに付いている応募券を全部集めて応募するとコントローラーが送られてくるので届くのが楽しみである。
 2月号の4週分には、酒屋と写真館と書店と郵便局が付いてきた。1月17日に応募したコントローラーが2月3日に届き、建物がかなり揃ったジオラマの中を実際に走行させられる様になった。
 3月号の4週分には、理髪店と洋館付和風住宅と長屋が付いてきた。ジオラマの建物がすべて揃い昭和の町並みが偲ばれる状態になり、その中を実際に鉄道を走行させられる様になった。
 4月号の4週分には、電柱パーツと街灯パーツと石畳道パーツと柵パーツと踏切パーツと架線パーツが付いてきた。ジオラマ/レイアウトの雰囲気も随分変わり現実に近くなってきた。その中を鉄道として走行できる状態になっている。
 5月号の4週分には、樹木が付いてきた。トンネルの周りに樹木や竹林を植え、左手前の上野動物園の近くに桜の木を植えた。上野公園の桜の木が偲ばれる。1992年から上野動物園のシンボルとして可愛がられたパンダ「リンリン」が4月30日に死亡した。ご冥福を祈る。「リンリン」は1985年に北京動物園で生まれ、1992年に中国と日本の国交回復20周年を記念して、日本で生まれたパンダと交換する形で上野動物園に寄贈されたそうである。
 6月号の4週分には、バラストとスポイトとフォーリッジとパウダーが付いてきた。緑の自然が豊かなジオラマになり、爽快な景色や町並みの中を実際に鉄道を走行させられる様になった。
 7月号の4週分には、カーコレクションと人形コレクションと背景板が付いてきた。ジオラマがすべて揃い背景板により一層立体感が増し昭和の町並みが偲ばれる状態になり、その中を実際に鉄道を走行させられる様になった。これで遂に一年間掛けた鉄道模型のジオラマ作成は終了しました。
左手前には上野動物園を、左奥には旭山動物園を設定しました。人形コレクションはNゲージ用のものは小さいので、ドイツのプライザー社製のHOゲージ用の物をインターネットで購入し配置しています。

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