スロベニアの昆虫切手

スロベニアは、旧ユーゴスラビアから独立した国です。6世紀に南スラブ系のスロベニア人が住むようになり、9世紀にフランク王国の支配下に入り、13世紀以降、第一次大戦まではオーストリアの支配を受けました。1918年にクロアチアなどとユーゴスラビア王国を結成し、1945年にユーゴスラビア連邦共和国に参加。1990年に自由選挙で民主化政権が誕生し、翌91年には連邦からの分離独立を宣言し、連邦軍と内戦状態に入ったが、すぐに停戦に合意し独立を達成しました。主な産業は機械工業と小麦などの農業です。
このスロベニアから1993年に発行された洞窟の生物切手4種のうちの1種は、昆虫が描かれたものでした。
2000年から2005年まで昆虫1種と植物2種の3枚から成る害虫切手がシリーズで発行されました。
2001年にはミツバチを描いた切手3種と蜂の巣を描いた切手1種の計4種から成る小型シートが発行されました。
2009年に甲虫を描いた切手3種と甲虫1種から成る小型シート1枚が発行されました。
2012年に蜂を描いた切手3種と甲虫1種から成る小型シート1枚が発行されました。
2017年にテントウムシを描いた切手3種とテントウムシ1種から成る小型シート1枚が発行されました。


Republic of Slovenia スロベニア
1993.7.12 洞窟の生物切手
メクラチビゴミの一種
Aphaenopidius kamnikensis
(オサムシ科)


2000.4.20 害虫1次切手2000.6.23 害虫2次切手2001.7.21 害虫3次切手
ナシハナゾウムシ
Anthonomus pomorum
(ゾウムシ科)
ヨーロッパオウトウミバエ
Rhagoletis cerasi
(ミバエ科)
モモアカアブラムシ
Myzus persicae
(アブラムシ科)

2002.7.19 害虫4次切手2003.9.18 害虫5次切手2004.9.22 害虫6次切手2006.11.17 害虫7次切手
フユシャクガの一種
Operophthera brumata
(シャクガ科)
オリーブミバエ
Bactrocera oleas
(ミバエ科)
セイヨウナシキジラミ
Cacopsylla pyricola
(キジラミ科)
アワフキムシの一種
Metcalfa pruinosa
(アワフキムシ科)


2001.5.23 ミツバチ切手
働きバチ女王バチと雄バチ巣を守るハチ
セイヨウミツバチApis mellifera
(ミツバチ科)


2009.9.25 甲虫切手
ヨーロッパミヤマクワガタ
Lucanus cervus
(クワガタムシ科)
アルプスルリボシカミキリ
Rosalia alpina
(カミキリムシ科)
オオチャイロハナムグリ
Osmoderma eremita
(コガネムシ科)
オサムシの一種
Carabus variolosus
(オサムシ科)


2012.9.28 蜂切手
マルハナバチの一種
Bombus lapidarius
(コシブトハナバチ科)
マルハナバチの一種
Bombus pascuorum
(コシブトハナバチ科)
マルハナバチの一種
Bombus humtilis
(コシブトハナバチ科)
マルハナバチの一種
Bombus lucorum
(コシブトハナバチ科)


2017.9.28 甲虫切手
22ホシテントウ
Psyllobora vigintiduopunctata
(テントウムシ科)
ウンホンテントウの一種
Anatis ocellata
(テントウムシ科)
ジュウロクホシテントウ
Myzia oblongoguttata
(テントウムシ科)
ナナホシテントウ
Coccinella septempunctata
(テントウムシ科)


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