エルサルバドルの動物切手
マヤ文明圏に属していたエルサルバドルは、1524年以来300年に亘ってスペインの支配を受けた後1821年に独立、グアテマラなど５か国からなる中米連邦への加盟・分裂を経て1841年に独立国家として誕生しました。２０世紀に入り軍事クーデターの連続で混乱、90年代になって国連の仲介のもとで和平交渉が開始し1992年に合意が成立し内戦が終結しました。
中南米のエルサルバドルから、1980年に鳥類を描いた通常切手２種と航空切手３種が発行されました。中南米特産の鳥類が綺麗に描かれています。1993年、1998年には鳥類切手が各々４種、６種発行されました。

El Salvador　エルサルバドル
1980.9.10　鳥類切手
ケツァール
Pharomachrus mocinno
(キヌバネドリ科)		 クロヒメシャケイ
Penelopina nigra
(ホウカンチョウ科)		 キバシミドリチュウハシ
Aulacorhynchus prasinus
(オオハシ科)		 チャイロアメリカフクロウ
Strix varia fulvescens
(フクロウ科)		 ムジヒトリツグミ
Myadestes unicolor
(ヒタキ科)

1993.9.28　鳥類切手
ダイサギ
Casmerodius albus
(サギ科)		 アメリカトキコウ
Mycteria americana
(コウノトリ科)		 オオアオサギ
Ardea herodias
(サギ科)		 ベニヘラサギ
Ajaja ajaja
(トキ科)

1998.9.7　鳥類切手
ノドアカハチドリ
Archilochus colubris
(ハチドリ科)		 ニッケイハチドリ
Amazilia rutila
(ハチドリ科)		 オウゴンサファイアハチドリ
Hylocharis eliciae
(ハチドリ科)		 ミドリハチドリ
Colibri thalassinus
(ハチドリ科)
ムラサキケンバネハチドリ
Campylopterus hemileucurus
(ハチドリ科)		 ノドムラサキシロメジリハチドリ
Lampornis amethystinus
(ハチドリ科)

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