エチオピアの昆虫切手

エチオピアは、他のアフリカ諸国が欧州列強の植民地支配された中で基本的には独立を維持し続けました。近代エチオピアの初め理は19世紀中頃とされ、1930年からはハイレ・セラシュ皇帝の下でアフリカ統一機構の設立などで指導的役割を果たしました。1974年に軍事政権が誕生し社会主義を宣言しソ連に接近。87年に憲法を改正し人民民主共和国となりました。1991年にエチオピア人民革命民主戦線が政権を奪取し再び新米路線に転換されました。94年に複数政党による選挙でエチオピア人民革命民主戦線が大勝し国名をエチオピア連邦民主共和国に改めました。
このエチオピアから1977年に昆虫を描いた切手5種が発行されました。
1993年には昆虫を描いた切手4種が発行されました。切手の左右にも昆虫を小さく描かれた美しい切手です。
2009年にアフリカ眠り病対策切手としてツェツェバエを描いた切手3種が発行されました。

Ethiopia エチオピア
1977.9.30 昆虫切手
ハンミョウの一種
Cicindela petiti
(ハンミョウ科)
ナンバンダイコクの一種
Heliocopris dilloni
(コガネムシ科)
キリギリスの一種
Pyrgomorpha vignaudi
(キリギリス科)
ベッコウバチの一種
Hemipepsis heros
(ベッコウバチ科)
ベッコウバチの一種
Hemipepsis dedjas
(ベッコウバチ科)


1993.8.10 昆虫切手
コメツキムシの一種
Cardiophorus variabilis
(コメツキムシ科)
ベニボタルの一種
Lycus trabeatus
(ベニボタル科)
アオジョウカイモドキの一種
Malachius bitasciatus
(キリギリス科)
スズムシの一種
Homoeogryllus xanthographus
(スズムシ科)


2009.7.21 アフリカ眠り病対策切手
ツェツェバエの一種
Glossina morsitans
(ツェツェバエ科)
ツェツェバエの一種(下面)
Glossina morsitans
(ツェツェバエ科)
ツェツェバエの一種(前面)
Glossina morsitans
(ツェツェバエ科)


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