ボリビアの動物切手

ボリビアは、日本の約3倍の面積を持つ南米大陸の内陸国です。13世紀にインカ帝国の一部に組み入れられ、1532年以降スペインの植民地となりましたが、1820年代に入りペルーと共にスペイン軍を破り、1825年にペルーから分離して独立を達成しました。しかし、1879年からの対チリとの戦争に敗れ太平洋岸の領地を奪われ、1930年代のパラグアイとの戦争にも敗北し一部領土を失っています。1952年からの左翼政権時代を経て、1964年以降も左右両派による軍事クーデターが相次ぎ、1982年まで軍政が続きました。1982年の民政復帰後も、左翼政権、中道右派政権が繰り返されています。
このボリビアから1981年に鳥類を描いた通常切手8種が発行されました。2002年、2005年にも鳥類切手が各々3種発行されました。

Bolivia ボリビア
1981.5.11 鳥類切手
アカコンゴウインコ
Ara macao
(インコ科)
ベニコンゴウインコ
Ara chloropterus
(インコ科)
ルリコンゴウインコ
Ara ararauna
(インコ科)
キエリボウシインコ
Ara rubrogenys
(インコ科)
キンエリヒメコンゴウインコ
Primolius auricollis
(インコ科)
スミレコンゴウインコ
Anodorhynchus hyacinthinus
(インコ科)
ミドリコンゴウインコ
Ara militaris
(インコ科)
ヒメコンゴウインコ
Ara severus
(インコ科)


2002.7.12 鳥類切手
オリノコガン
Neochen jubata
(ガンカモ科)
アカハラハヤブサ
Falco deiroleucus
(ハヤブサ科)
ヒメクマゲラ
Dryocopus schulzi
(キツツキ科)


2005.6.28 鳥類切手
オウギワシ
Harpia harpyja
(ワシタカ科)
アカオヒメシャクケイ
Penelope dabbenei
(ホウカンチョウ科)
アオオビミドリチュウハシ
Aulacorhynchus coeruleicinctis
(オオハシ科)


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