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2001年 (10月〜12月)

2001 (7月〜9月)2002 (1月〜3月)

2001.12.31

いろいろな方にいろいろなところで聞いた話によると、 大晦日から元旦の未明に掛けて、 本州のあちこちで月暈 (月の内暈) が見られたようです。 僕が22:00頃見たときにはそういう空じゃなかったのに…。

2001.12.31

西から東までよーく晴れ渡っていたので、 日暮れ時に、地球影と、反薄明弧 (antitwilight arc; 日本語表記を見たことがないのですがこう訳しておきます) が赤くはっきりと見えました。 八王子にて。

2001.12.27

朝は晴れていたのに、10:00過ぎには一面の曇り空となっていました。 雲を通して太陽は見えている状態で、11:00頃にはごくうっすらと 内暈が見えました。 午後にはまた晴れてきて、 14:15頃、高積雲が太陽に掛かったときにきれいな 彩雲 が見えました。



その後15:00頃にはまた 内暈が見えました。 八王子にて。

2001.12.26

20:30頃、月に雲が掛かり、 縁のほうが黄色から赤へと染まる 光環 が見えました。 八王子にて。

2001.12.22

今日は晴れて、昼頃から積雲が増えてきました。 端がほつれているような感じだったので、見ていると、やはり 彩雲が見えました。 14:15〜15:00くらいの間、八王子にて。
彩雲

2001.12.21

天気予報では昼から雪かも、とのことでしたが、 朝はまだ雲 (高層雲?) を通して太陽が見えていました。 ということは、と思って見てみると、太陽の上に暈が見えます。 ちょっと タンジェントアークっぽいかな、 と思いましたがそのときは確認できず。 5分後くらいに見ると薄くなっていて、うっすらと 内暈 の上半分ぐらいが見えているだけでした。 8:15頃、八王子にて。

2001.12.19

10:00頃、五反田にて、淡いし、ちょっとの間しか見えていませんでしたが、 環天頂アークを観ました。

2001.12.15

以前にも写真をいただいた、 飛行機の機長の藤瀬さんからまたすばらしい写真をいただきました。 12/15, 15:50頃、福岡空港の近くで見られた 光輪です (前方は博多湾)。 こんなアングルで撮られた写真は見たことがありません。すごい…。
光輪

(12/17記載)

2001.12.12

今日の夜頃から天気が崩れる、ということで、 朝には巻層雲や巻積雲の見える空でした。 その中に、あまり光が集中した感じではありませんでしたが、 左右ともに 幻日が見えました。 色も多少分離していました。 8:45頃、八王子にて。

2001.12.7

8:30頃と13:45頃、淡路島にて 彩雲を見ました。 15:00過ぎ、羽田へ向かう飛行機の中から、 眼下の雲の一部が彩雲のように色付いているのも見ました。 光輪 が現れる位置の近くですが、雲の端に沿って色が付いていたので、 後方散乱版の彩雲なのかな??? という感じでした。 もし、そうだとしたら何と名前を付けるべきなのでしょう…。 逆彩雲? 対日彩雲? うーむ。

2001.12.1

朝はほとんど快晴でしたが、 正午前から巻雲や巻層雲が見え始め、 あっというまに空の半分くらいが高層の雲に覆われました。 そして、13:15頃、太陽に近いところの雲が 彩雲 になっているのが観られました。 その後もときどき、その辺りを通過する雲が彩雲になっていました。 八王子にて。

2001.11.30

桜吹雪さんから教えていただきました。 埼玉県の熊谷市の北、群馬県太田市にほど近い利根川堤防付近にて、 11:00頃、北の空にが見られたそうです。 どうもありがとうございます。 真昼に北の空に虹が見られるのは、冬場ならではですね。 晩秋〜初冬の時雨で見られるこのような虹を、 「時雨虹」とも呼び慣わすようです。 (12/1記載)

2001.11.28

アラスカのアンカレッジ (Anchorage) の久保田さんから写真をいただきました。 左は、アンカレッジのスピナード (Spenard) 湖で撮られた 内暈幻日、 それに幻日環です。 あとは上部タンジェントアーク もうっすらと見えています。 真ん中は、ダイアモンドダストで見えていることがよくわかる内暈です。 右は、撮影された場所とタイミングはちょっと違いますが、 これも同じようにダイアモンドダストで見えていることがわかる、 上部タンジェントアーク (上端接弧) です (ごくうっすらと内暈も見えます)。
内暈、幻日、幻日環、上端接弧 内暈 with ダイアモンドダスト 上端接弧 with ダイアモンドダスト
内暈、幻日、幻日環、上端接弧 内暈 上端接弧 (+ 内暈)



11/8に見られた内暈と幻日の写真もいただきました。 どうもありがとうございます。
(2002/1/12 記載)

2001.11.21

朝、起きたときはさほどでも無かったのですが、 ふと気が付くとけっこうよい感じの空でした。 そして 8:50頃、天頂近くの巻積雲の一部が帯状に虹色に染まりました。 環天頂アークです。 雲の白さ自体も濃いので、水色、うす緑、ピンク、 といったパステル調の色合いで、 太陽高度もけっこうあるので幅も広い感じでした。 こんな感じだと、 彩雲 と思う人も多いかもしれません。 五反田にて。

2001.11.19

今年は日本での大規模な出現が予測される、しし座流星群。 11/18の昼間から「晴れ」の予報にも関わらず完全に 「曇り」だったので心配だったのですが、 「夜には雲が取れてくる」と言っていたにも係わらず、 案の定、0:00過ぎてもなってもまだ曇ったままです。 それでも、1:00頃には出かけて (といっても近くにですけど) みると、わずかな雲のすきまから30分ほどで 3つは見えました。 2:00近くになってようやく少し晴れ間が広がって、 2:00前後には北に10秒以上痕の残るものも見ました。 第一のピーク頃 (2:30前後) には15〜20%の晴れ間で、 その後しばらく晴れ間が広がりましたが、 第二のピーク頃 (3:20前後) にはまた10%くらいまで狭まってしまいました。 それでも、見えるわずかなところで2個、3個と同時に流れたりしています。 これで、ちゃんと晴れていて、しかも空のもっと暗いところだったらまさしく 「雨」なのに…。
4:00頃になってようやくすっきりと晴れてきて、 ピークは過ぎたものの、輻射点も高く、 びしばしと明るい流星が流れました。5:20になって薄明が始まっても、 さすがは明るい獅子群、まだまだ見えます。 いやあ、薄明の中の流れ星ってなかなかかっこいいですねえ^^;。
結局日の出前の6:00ちょっと過ぎまで見て、総計610個を数えました。 おまけ(?)で、しし群でないものも1つ。

2001.11.15

帰りの飛行機の中からも 光輪雲虹が見えました。 ともに、行き掛けほどはっきりとはしていませんでした。 しかし、光輪は最大で (赤い輪が) 4重くらいまで見えました。 California州上空にて、13:00(-0800)頃。

2001.11.14

この日も Las Vegas にいたのですが、 夕暮れ時にきれいに地球影が見えていました。
Earth Shadow

2001.11.13

雨という言葉とは無縁そうな Las Vegas にいたのですが、 この日は10:00(-0800)頃や15:30(-0800)頃、 巻積雲の一部が 彩雲 となっているのを見ました。

2001.11.11

そらみたことか” の eggplantさんからまた教えていただきました。 大阪でこの日、 環天頂アーク幻日 が見られたそうです。 詳しくは “そらみたことか” のページをご覧下さい。 eggplantさんは環天頂アークをご覧になったのは初めてだそうです。 おめでとうございます :-)。 (11/22記載)

2001.11.9

所用にてこの日から米国へ行っていたのですが、 行き掛けの飛行機の中から 光輪が見えました。 下の写真では、飛行機の影は小さくて見えませんが、 飛行機雲の影が延びているのが見えます。 その後しばらくして窓の外を見ると、 今度は雲の上に白い線が見えます。 おお、これはひょっとして 雲虹では?! ちょうど“太陽からの贈りもの” に出ている写真1-6のような感じです。 太平洋上にて。
光輪 雲虹

2001.11.8

アラスカのアンカレッジ (Anchorage) の久保田さんから写真をいただきました。 アンカレッジ国際空港で撮られた 内暈幻日です。 久保田さんには 11/28に見られた内暈と幻日などの写真もいただいています。 こういう感じの幻日はよく見られたそうです。 どうもありがとうございます。
内暈と幻日

(2002/1/12 記載)

2001.11.5

朝から巻積雲が出ていて、 8:30頃、眩しいので端のほうが辛うじてわかる、 という程度でしたが 光環 が見えました。八王子にて。

2001.11.4

雨も上がって朝のうちは快晴でしたが、 昼頃から積雲が見え始め、風も吹き始めました。 こういうときは 彩雲が見えるかもしれません。 と思っていたらやはり、見えました。 13:30頃、八王子にて。 太陽に近い位置だと、肉眼で観るのはつらいので (サングラスでも掛ければましですが)、 写真を撮ったほうがより楽しめることが多いです。

2001.10.29

夕べは雷も鳴っていましたが、 朝になると、いかにも雨上がり、といった空で、 高い空には刷毛ではいたような巻雲も見えています。 まず最初に、7:40頃、 内暈の上のほう、 60度くらいがうっすら赤くぼんやりと見えているのに気が付きました。 見つけてまもなくでそれは消えてしまいましたが、 今度はちょっと濃い雲が太陽に掛かって、 縁が黄色から赤へと染まる光環 が見えました。 そして、その同じ雲の端のひと隅、ちょっと太陽から離れたところが、 鮮やかな緑と赤に輝く瞬間が。 残念ながらカメラを取り出そうとしている間に消えてしまいましたが、 見事な彩雲でした。 八王子にて。

2001.10.26

先月に引き続き 大阪の かないさん から教えていただきました。 10/26 の 16:00〜30 くらいの間、 大阪で幻日が見られたそうです。 右側の幻日はくっきりと、左側はよく見ないと分からないくらいだったそうです。 かないさんの 「虹のかけら」 に写真が掲載されています。 どうもありがとうございます。 (10/28記載、2002/3/5追記)

同じく、以前にも 教えていただいた大阪の eggplant さんからも、この日、幻日や 内暈が見られたと教えていただきました。 “そらみたことか” のページに写真があります。 eggplantさんのページにはこれ以外にも、今月ご覧になった 彩雲、月の内暈、 タンジェントアーク などたくさんの現象が載っています。 (10/29記載)

2001.10.24

二日ほど快晴の天気が続きましたが、今日は朝から雲が出ています。 8:30頃、八王子ではぼやっとした 内暈が上半分ほど見えていました。 その後も雲 (巻雲、巻層雲、高積雲など各種) が多く、 14:00頃、五反田ではこれまたぼんやりとですが 環天頂アーク が見えました。 輪郭ははっきりとしませんでしたが、その部分の雲の色は (慣れた目には) 明白に違っています。 太陽の高度がけっこうある時間だったので、 短く太い感じの弧でした。

2001.10.16

天気は下り坂で、朝から巻積雲や巻層雲が出ていました。 いかにも暈でも見えそうな空、というわけで、8:00頃、 五反田にて内暈 が見えました。 上のほう、150度分くらいでしょうか。 正午頃見たときには見えませんでしたが、 15:30頃にはまた見えていました。

2001.10.14

2001.10.2

朝日新聞の10/31の夕刊(3版) 19面に、 仙台の方がこの日の19:40頃撮られた月虹 の写真が出ていました。 肉眼では白く見えたそうですが、写真ではちゃんと色が分離して見えます。 (光が弱くて色を見分けづらいだけで、 長時間露出すればちゃんと色が分離すると思います。 あ、夜のほうが色のない雲虹・霧虹 に気づきやすいかも…)
(11/1 記載)

11/19の朝刊にも掲載されています。 (11/19追記)


2001 (7月〜9月)2002 (1月〜3月)

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