97年10月分
それぞれタイトルのあたまにジャンルの目印をつけています
主な内容は、■本 ●漫画 ▼映像 □雑誌 ○同人誌 など
■本と●漫画は独断評価つき(5点満点:★1点・☆1/2点)
文中敬称略
10/09・出産翌日
- あまり眠れなかった。熱いのと痛いのとその他で。
 - 06:40 自力でトイレに行く
 - 07:00 朝食
 -        検温 36.5℃
 - 09:00 診察
 - 11:30 昼食
 - 13:20 子供を見に行く。ミルクを飲ませているのを見る。
    鼻のとこに白いてんてんがある。髪はぬれた感じて巻毛
    子供は保温器に入っている。小さくて体温調節がうまくできないとのこと
    カメラマンさんが記念写真をとる
    夫がアレルギー用のミルクのことをたずねる。ねんのため
    少し子供を抱っこする。小さくてびびる。首がやわやわしている
    子供を肩にのせてぽんぽんしたりせず、胸でやるようにとのこと
    頭部の皮膚がごわごわで、巨大なフケのようだ
    ちょっと目はあいていたが、視線はうつろ
 - 16:30 夕食 湯豆腐 鶏の照り焼き(ブロッコリー じゃがいも) きんぴらごぼう
         ごはん 漬物 お茶 果物
 - 19:00 やっと「トイレに行きたい」という感覚が戻ってきた。
     さっきまでは、時間的に行かないとまずい、と考えていっていたのだ
 - 20:00  検温 37.0℃
     あつくて寝苦しい。お尻の痛みは少しよくなった
 
10/08・出産当日
- 06:25 検温 36.4℃
 - 06:40 朝食 トースト 目玉焼き ハム 焼きいも2切れチーズ ヨーグルト
             いちごジャム(残す) バナナ(残す) コーヒー(ちゃんと温かい)
             塩もついていた(笑)
 - 07:40 診察・浣腸・注射
 - 08:30頃 陣痛始まる
 - 11:30 「夜までには…」と言われる
       昼食 ぶりの塩焼き けんちん汁 ご飯 たくあん みかん(缶詰)
       夫が全部食べる
 - 12:50 破水・吐く・点滴
    以下のメモは出産後のものだが、当日すでに「順番がわからない」と書いてある
 - 陣痛は痛かった、マジで
 - 吐き気がした時、看護婦さん(助産婦さん?)に「子宮口がかたい人にはよくある」と言われる
 - 点滴・栄養剤と血管確保のため。この注射も一発で入る。プロフェッショナルで助かる
 - 注射・生理痛をやわらげるのと一緒の薬だという
 - 破水は看護婦さんがいる時だった。ぬるぬるした液体が出たことしかわからない。色も量もわからない。ましてやにおいなんて。
 - 「破水したら陣痛が大きくなった?」ときかれるが、その時はわからなかった。数分後、そんな気がした。
 - 看護婦さんとトイレに行った時、うんちが出そうだと思ったら、それは赤ちゃんだから、向こう(分娩室)に行きましょうね、と言われる。
 - 点滴の時、もう向こうに行きたいかときかれたが、分娩室は背中が痛そうなので、ギリギリまで部屋にいることにする。
 - 分娩監視装置みたいのはなし。時々、赤ちゃんの心音をいつものヤツで確かめる。
痛いのをまぎらわすため、四つんばいとか、いろいろあばれたので、じゃまくさいものがなくてよかったかも。
 - 痛いを100回以上言ったあと、子供に酸素をやらなきゃいかんので呼吸する。要は酸素のはず。
 - すぐに休みない痛さがくる。
 - ついに「うんち気分」になったので、分娩室に移動。まだ歩けた。
 - 台にのって足に袋をつける。パジャマの上は自前のまま。頭の上のほうの棒につかまる。
 - 水が飲みたいと要求する。水がくる前にいきみはじめてしまうが、途中で飲ませてもらう。
 - 「大きく息を吸って、止めて、がんばって、声をあげずに(息がもれるから)」の耳もとの看護婦さんの声はわりと聞こえた。本当にうんちをふんばる感じそっくり。ちょっと休んでは「またうんち」と言ってきばる。
 - 「髪が見えますよ」とか「頭でましたよ」とか聞こえる。頭が出たんなら吸引でもなんでもしてよ〜〜っと思ったが言わなかった。いつもの心音モニターをあてると元気っぽいみたいだから。
 - 赤ちゃんの声で"出たんだ"とわかったが、感じはよくつかめない。「後産ですよ」の声とともに出た(であろう)胎盤のぬるっとした感じはわかった。
 - 「先生にお尻むけて、逃げないで」「こうですか?」とかいって縫われた。最初ちくっとしたが、縫われている間はもうどうでもよかった。「ああ縫われてる…」っていうだけ。
 - 赤ちゃんを見せられる。目は閉じている。「ほら、おちんちん。これは、へその緒」足の爪がけっこう伸びているのが目についた。
 - ちょっと休んだあと、看護婦さんにだっこされて部屋に戻る。夫の言によると、私の顔は土気色だったらしい。あえて鏡は見なかった。
 - 13:20 分娩室 約15分(夫の証言による)
 - 13:37 出産 2460g
 - 私は「甘いものが食べたい」と言ったらしい。
 - とにかく、縫われたとこよりお尻が痛い。しばらくすると全体が混乱して、場所がよくわかんないが痛い。でも主にお尻みたい。
 - 夫が赤ちゃんのビデオを少し撮ったのを部屋で見る。目が開いているシーンがあってよかった。帰りがけ、夫に足をもんでもらう。足がつりそうな時があったから。
 - 15:30 導尿してもらう。自力では出なかった。
 - 16:30 夕食 半分くらいは食べた。
         おにぎり のり たくあん 野菜スープ とんかつ(キャベツ トマト)
         菜物とさつまあげの煮物 お茶
 - 21:00 自力歩行でトイレも自力。熱37.6 子供の顔を見てくる
 - 新生児室で3人並んで寝ている。ひとりがわんわん泣いていてもあとの二人は泣かない。
こんなにうるさくても寝てるもんなのね。
うちの子は小さいけど、顔を見ただけではどの子も小さい。きっと身体を見ると違うのね。
うちの子のふとんには、湯たんぽがはいっているらしい。夫の話では。思ったよりはふとんが厚いな、どの子も。
 - 23:40 夜中に多分、初プー(笑) ああよかった。
 
10/07
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この日に入院。
16:30 夕食。これは自宅で
18:30 病院に到着
19:00すぎ ラミナリアかんを挿入される
     金属のねじのようなもので固定されるとき痛かった
     ラミナリアかんが何本使われたかは、自分ではわからない
     採血。一発で入るのがうれしい。私の血管は細いのでよく失敗されるのよ
20:00 薬を飲んで寝る
20:30 検温 36.4℃くらい
24:00 トイレ
 
10/03
- 
病院の日。尿、血圧、超音波。今日の超音波もあっさり見ておわり。
血圧が高いわけでもなく、たんぱく尿は続く。腎臓の負担は、産んでしまわないとなくならないだろうと言われる。腎臓は後がこわいですよとおどされてもなあ。
来週の火曜日に入院することになる。本で予習した「ラミナリアかん」のようなものを見せられる。思ったより細い。鉛筆より少し細いくらいか。それを一晩いれておくと、翌日には私のメガネくらいまでふくらみますよ、と言われる。いままでいろいろなお産をしてきて、これが一番ラクですよ、ずーっと痛いのより、とのこと。「ラク」の言葉には弱いぜ。