<H1>菊池鈴々の「RinRin日記」</H1>

2005年3月分

それぞれタイトルのあたまにジャンルの目印をつけています
主な内容は、■本 ●漫画 ▼映像 □雑誌 ○同人誌 など

■本と●漫画は独断評価つき(5点満点:★1点・☆1/2点)
文中敬称略


3/14(月)

□小説b-BOY 4月号
月刊化10周年記念特大号
おまけとして『豪華客船で恋は始まる』ファンブックがついてきた。
もう10年たったのかと思うと気が遠くなるっていうか、10年分もかかえている自分にめまいがしそうっていうか…(笑)
この号で何がすごいって、広告に「コエンザイムQ10」の通販が出ていたことでしょうか。いや、読者のほとんどが、お肌の曲がり角を曲がっちゃってるというのは、わかります。私もぐいぐい曲がってますから。でも、そんな現実味のある広告で正気づかせるのがこのテの雑誌としていいかどうかは…。夢を売る商売なんちゃうんかい。

3/1(火)

官能小説家を調教中(ハート)/森本あき ★★★
ガッシュ文庫というレーベルが海王社から新登場。
帯がキンキラキンで派手な押し出し。全員プレゼントは1500円でドラマCD+続編小冊子。うーん、CDなしで値段が安い方が私にはいいのに。
高校時代からの同姓の友人に10年片思いしてる、官能小説家・紅葉くん。されど童貞(笑)。濡れ場がいやらしく書けないと苦心中。その小説家くんのアパートに毎週末通う親友であるところの水泳インストラクター・龍くん。両思いであることに10年気づかない天然ボケの彼を、何とかえっちに持ち込み、あれこれ言いくるめて同棲までもちこむストーリー。恋に開眼した途端、官能小説のほうもばりばり書けるようになっちゃいました。
とにかく紅葉くんが片思いと思いこみながらも、乱れてあえぐ可愛らしさがポイント。
小説の原稿料が安くて、実録読者投稿のゴーストの収入で助かっているくだりが、リアルでいい味だしてます。

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