<H1>菊池鈴々の「RinRin日記」</H1>

2003年1月分

それぞれタイトルのあたまにジャンルの目印をつけています
主な内容は、■本 ●漫画 ▼映像 □雑誌 ○同人誌 など

■本と●漫画は独断評価つき(5点満点:★1点・☆1/2点)
文中敬称略

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01/31(金)

□小説リンクス vol.1
「小説エクリプス」をそっくりそのまま受け継いで創刊号。違いといえば、読者コーナーがないかわりに、著者達の創刊おめでとうコメントが掲載されていることくらい。連載もそのまま継続。

01/25(土)


01/24(金)

□小説BEaST(ビースト) 2003 Winter
アーティスト・フラッシュという芸能系紹介記事は特撮メインで、龍騎とハリケンジャー。金城武と同じくらいの大きさの写真で、私はOKですよ。そういう時代で楽しいです。なにせ一般ドラマを全然見ない生活なので。
ななおあきら『恋愛狙撃手(スナイパー)』は、建築系サラリーマン物。勘違い・オモチャいじめ・嫉妬ありで、なかなかの出来。でもタイトルとあんまり関係ないので、後でタイトル見ても内容を思い出せないかも。
岩本薫『迷い猫』は、大学の助手が、捨て猫を拾う癖のある従妹から、行き倒れの男性を拾ってしまって困っていると相談される。成り行きで一人暮しの自宅マンションに連れかえり、看病したりされたりしてるうちに情が移るが…、という孤独な心の隙間の話。寿たらこのイラストは私的にOK。小説家の方には申し訳ないけど、イラストでとっつきが悪くなり、手元にあるのにもかかわらず中身を読まずに終わるケースはとても多い。

01/23(木)


01/22(水)

□Chara Selection 3月号
高口里純の「世の中は僕らに甘い」は、ゲイの美形双子の享楽的・刹那的・モデルだってやっちゃうもん的お手軽人生と、その中にひそむ初恋のしがらみと、双子に巻き込まれ犯されちゃう美青年と……って設定を説明してどーなるって話ではなくて、ニュアンス命の連載・4回目。ストーリーにひきがあるとか、そういうことは特にない(笑)。この3月号の中で、一番かっこいいせりふはこれでした。「たかが17くらいで 幸せになんか誰がさせるか」

01/21(火)

○蠱蟲の虜−こちゅうのとりこ−/六青みつみ@インカローズ
2001年2月発行の同人誌ですが、今頃読んだので(笑)。異世界ファンタジー。
精霊や真言や竜(今回竜そのものは出ない)の存在する世界観がしっかりしている上に、文章も流麗で読みやすい。タイトルのすごい字面にもある「蠱蟲」という架空の寄生虫の設定が、鬼畜な陵辱シーンに不思議な説得力を与えているし、純愛が基本トーンとして流れているので全体が下品にならないのがすごくいい。
表紙や全体のレイアウトも美しくてぐっどでございます。

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