<H1>菊池鈴々の「RinRin日記」</H1>

2002年9月分

それぞれタイトルのあたまにジャンルの目印をつけています
主な内容は、■本 ●漫画 ▼映像 □雑誌 ○同人誌 など

■本と●漫画は独断評価つき(5点満点:★1点・☆1/2点)
文中敬称略

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09/26

09/18(水)

●幻惑(やみ)の鼓動(3〜8)/吉原理恵子・禾田みちる ★★★☆
雑誌でリアルタイムで読んでいるので、しばらくコミックスが積んだままになっていた(笑)
掲載誌の『Chara』が隔月刊なことも多少は関係しているが、連載を読んでいると、なんだか印象が散漫で、わかりにくい。兄弟キャラ同士の顔が似てるとか、いろいろあってね。
コミックスまとめ読みをしたおかげで、消化不良だったストーリーがすっきり飲み込めたのでよかった。

09/04(水)

●一条ゆかりの食生活/一条ゆかり ★★★★★
タイトルの通り、どんな物をどんな風に食べているかの、漫画エッセイ。
体脂肪と戦い、冷え性と戦い、食生活のほかに運動とか下着とか、ダイエット関連のほとんどを網羅。歴戦の女王様は価格とは闘う必要がないけどね(笑)
本人が作品中で「知識は一流ながら根性は三流四流のただのダイエット評論家」とクールに自己分析しているが、根性だってなかなかのもの。料理の腕と食事に注ぐ情熱もすばらしい。
毎回その日の食事を紹介しているコーナーに多く登場するのは、切干大根やきんぴらごぼうなどで、すんごいヘルシーな食生活も多いです。

09/03(火)

□GUST(ガスト) 10月号
ボーイズ誌のなかでも、漫画誌は少ししか買ってないんだけど『GUST』はどれも楽しめる。
H濃度は作品ごとに格差あり。

09/02(月)

■愚か者の純愛/早瀬響子 ★★★★
商業デビュー作
若社長・亮のもとに、昔振られた初恋相手・透哉が、借金の申し込みにくる。金を出すかわりの『奴隷契約』で、読者の予想にたがわず(笑)えっちは道具系縛り系言葉責め系、と、やりたいほうだい。可愛さ余って憎さ百倍なんだもんね。
亮サイドからは、身体をつないでも心を自分のものにできないジレンマがあり、透哉サイドでは恋をした相手はずっと亮ひとりなのに、嘘をついて別れた過去や、売春でお金の工面をしていたことなどが足をひっぱり、心情を告げることができない辛さがある。
私は誤解・すれちがいタイプの話が好きなので、この路線ばっちりおっけーです。
攻めの鈍さと、受けの強情っぱり、かつ可憐なところがセールスポイントだね。

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