宇宙のしくみを絵物語風にしました。
むかしむかし........。
まだ機械というものがなかった頃のおはなしです。
我々のいる星が宇宙の中心にあると考えられていました。
そして、空に見上げる星々は点のように小さい星と考えられていました。
天の小さな星々には、神々が住んでいると考えられ、それぞれの星に名前がつけられました。
星々の名前は
全てをつかさどる「全」
真実をつかさどる「真」
光をつかさどる「陽」
闇をつかさどる「冥」
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地上には、水があり、風があり、土(地)があり、それらの微妙な力関係で星々が動きその中でも最も大きい地球は宇宙の中心に位置するよう鎖でつながれていると考えられていました。
もしもこのくさりが切れてしまったら、地球は永遠に宇宙をさまようと考えられ、人々は鎖の端を守る天の神々に祈ったのでした。
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