9/18(月)

7時に起きる。7時半に朝食を食べに2階のレストランに。ヒルトンらしくイングリッシュブレックファースト的なメニューである。
8時過ぎに会社に電話し、事情を説明して休むことを告げる。 8時半、空港行きのリムジンに乗る。
10時前に空港着。5人でまとまってANAのカウンターに行く。係員にチケットを見せると、UAからの振替客は正規の客のチェックインが済んでからといわれる。こちらは予約が入っているかどうかもはっきりしないし、このまま待っていて直前で乗れません、て言われても困ってしまうので、「客を差別するのか」と食ってかかる。すると主任クラスのひと(中国人のウォンさん)が出てきて、早ければ10時半、遅くても11時にはチェックインできますから、と言うので、カウンターのすぐ前に陣取って待つことに。

その効果があったのか、10時ちょっと過ぎにチェックイン手続きを行ってくれた。が、案の定予約は入っていなかった。ウォンさん曰く「予約は入っていません。これは勝手にUAが行ったことで、我々には責任はありません。UAの窓口に行ってください」と。後ろのUAカウンターでは今日もキャンセルで(昨日は結局飛んだらしい。その他、後で知った事実を踏まえUA側の内部事情を推測したがそれは後述)ごった返しており、またあの中に入っていって融通の利かないUA係員ともめるのはこりごりで、「そんなことを客にさせるのか、ANAとUAでなんとかしてくれ」と結構無茶なクレームをつけてみると、さすが日系キャリアと言うべきか、ウォンさんは「わかりました、ちょっと待ってください」と言ってUAのカウンターに行って調整してくれた。その間、混乱しているUAのカウンターに行き、「実はおとといも飛んでいなくて、昨日はサンフランシスコ行きがどうやらキャンセルになったらしく、また今日もUA890便はキャンセルです。UAはとんでもないキャリアです」と大声で言ってやった(かなりすっきりしました)。何人かは「どういうことなんでしょう、どうしたらいいのですか?」と聞きに来たので、きちんと主張すべきところは主張すべきだ、と教えてあげた(偉そうに(^^; 今思うと恥ずかしい)。

関空組+馬さんと記念写真
ウォンさんが戻ってきて、「UAと話がつきました、Cクラスの席を用意します」とのこと。内心「やった!」と思ったが、当然だよ、と言う顔してチェックイン手続きを取る。関空から先、羽田までも上海で購入手続きが出来るというので、ウォンさんについてANAの発券カウンターまで行ってチケットを購入する。1,320元ということで関空にて円で買うよりは若干高くつくが、安心料と思い、購入。

やっとこれで帰れる、一安心。ということでみんなで記念写真を撮る。

一人だけ成田までの約束だった馬さんも粘り強く交渉し、ANAの成田行きのファーストクラス!の席を用意してもらえた。
11時半に昨日と同じようにイミグレーションを通りゲートへと。
途中、インターネットカフェがあったので、会社にメールを入れる。一時間10元だったが実際使ったのは15分。もう少し単位を小さくすればいいのに。
ゲートに戻ったらみなCクラス用のラウンジに行っていた。自分もチケットを見せてラウンジに入る。周りは皆ビジネスマンで我々5人はかなり浮いていたが、ビールを飲んでフルーツをつまんでいたらあっという間に搭乗時間に。
席についても席の広さに感動し、アテンダントの対応の違いに内心愕然としながらも、おいしい機内食に舌鼓を打って約2時間で関空に到着。滋賀から来ていた村上さんとはここで別れて4人羽田に向かう。

羽田着18時半。みんなと別れ一路自宅へ。

結局自宅着は20時過ぎだった。とっても疲れ、またある意味貴重な体験をした、帰りの顛末でした。

<後日談>
その1:カウンターが数日に渡り混乱していた理由(想像ですが)
16日のUA890は機体故障で飛ばず、フライトはキャンセルとなる。(事実)
17日、前日の客を考えずに17日の客をチェックインさせる。13時に前日の客が来るが当然17日の客がチェックインしているので乗れず。そのため空港職員が勝手にあちこちの便に予約を入れて(これもちゃんと入っていなかったので本当かどうかわからない)、それもちゃんと事実を伝えずに「いつ飛ぶかどうかわからない」とだましてキャンセルを促した。
そうしてキャンセルされた分を16日の客に回し、なおかつ機体の修理がまだ終わらなかったので、サンフランシスコ行きの便を成田行きに回して18時過ぎに飛んだらしい。
18日もまだ機体の修理は終わらずその日のフライトもキャンセルとなった。(事実)
以上、事実をつなぎ合わせて推測したものですがあたらずとも遠からずと思います。

その2:US400$について
US400$については手持ちがなくてトラベルクーポンを受け取ったが、よく読むと換金できないと書いてある。何人かの人は換金しに行って断られたらしい。が、香港経由で戻ってさんざんな目にあった橋本さんがクレームレターを書き、他にも多数のクレームがあったらしく、最終的には換金出来ることになった。自分も1週間後ぐらいに換金しに行ったが、手持ちがなく翌日銀行口座に振り込みされた。一安心。
そもそもこのトラベルクーポンについても、他の人によると手持ちの現金がないので、クーポンを発行するが現金化することが出来ると説明していたらしい。我々5人についてはもっとひどくて、明日渡すからということで渡そうとしなかった。そこで頭にきて、「おまえのいうことは信じられない。今よこせ。」と主張してやっと受け取ったもの。もし素直に翌日取りに行っていたら、またキャンセルでごった返しているカウンターで交渉しなければならなかった。


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