Welcome to HUMMING BIRD's Room

2023年2月19日(日) アコースティックLIVE at OSC湘南シティ(平塚オリンピック)「オープンモールステージ」
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の感想




HUMMNIG BIRD 私の記憶が正しければ1996年の秋、

「あらミュージシャンだったの?。フーン、そう・・・まぁ一度位は聴いてみようかな」

と軽い気持ちで近所のCD屋さんで購入したアルバム"1.2.3"1.2.3が全ての始まりでした。これまで一部を除き邦楽ロックに魅力を感じることが出来なかった私は全く期待をしていなかったのですがスピーカーから流れるサウンドに

「な、何?、こいつら。この音。このハーモニー、コーラス・ワーク。」

と私をすっかりHUMMING BIRDの虜にさせたのでした。

その直後に彼ら初の東名阪ツアー"MIRACLE TOUR"があるとのこと。私も渋谷ON AIR EASTへ観に行きました。彼らにとって最初の大きめの会場で演じる側も観る側もライヴ慣れしていないその雰囲気に少々戸惑いを覚えながらアルバム以上の勢いをライヴで感じ私はすっかり彼らに魅了されたのでした。


翌97年春、彼らは日本テレビ系列アニメ「シティハンター・スペシャル」のオープニング・テーマを担当し、シングル"Ride On The Night"Ride On The Nightをリリースしました。

そしてニューヨーク在住のGeorge Marinoがマスタリングを行った4枚目のアルバム"A PIECE OF CAKE"A PIECE OF CAKEをリリースすると共に本州・九州横断ツアー"STEREO TOUR"を行いました。

同年秋にはテレビ東京系アニメ「エーアガイツ」のテーマを担当し、5枚目のシングル"Dream Jack"Dream Jackをリリースすると共に年末から翌年始にかけ再び東名阪ツアー"DREAM TOUR"を行いました。


翌98年も本州・九州横断ツアー"ATTACK TOUR"を敢行し、同年秋にはNHK BSアニメ「イリス」のオープニング・テーマを担当し、6枚目のシングル"Lookin' For The Rainbow"Lookin' For The Rainbowをリリースしたのでした。


翌99年春、アニメ「マクロス7」のファイアーボンバー名義でアルバム"ULTRA FIRE!!"に楽曲提供し録音に参加すると共に、そのHUMMING BIRD版やアメリカでPeter Framptonとレコーディングした曲などを収録し、前作と同様George Marinoがマスタリングを行った5枚目のアルバム"UNSWEET"UNSWEETをリリースしました。

しかしバンドの勢いに反し邦楽ロック・バンドとしての知名度は上がらず、アニメ「マクロス7」のファイアーボンバーのアルバムはオリコンチャートのアニメ部門トップにランクインするもHUMMING BIRD名義のアルバムはランクインすらしないほど売上が伸び悩み、HUMMING BIRDは「マクロス7」を始めとするアニメ・ファンあってであるが、アニメ界でもなくロック界でもない中途半端な位置することのジレンマを、ライヴ・バンドとして成熟しながらもアルバム・プロモーションを兼ねた本州・九州横断ツアー"Rocket Tour"で感じずにはいられませんでした。


同年9月、プレイステーション・ゲーム「マクロスVF-X2」オープニング・テーマを担当し7枚目のシングル"Get Free"Get Freeを。そして同年10月、WOWOWアニメ「からくり草紙 あやつり左近」オープニングテーマを担当し8枚目のシングル"光なき夜をゆけ"光なき夜をゆけをリリースしました。

シングル"光なき夜をゆけ"のカップリング曲"風と木と光の街で"は社団法人鎌倉青年会議所が96年に企画されたアルバム「鎌倉カーニバル」に提供したテイクとは異なり新録音です。それを聴いた時、Beatlesのアルバム"Let It Be"に収録されている"The Long And Winding Road"を思い出させHUMMING BIRDの今後をフト考えてしまうのでした。
そして同年末から2000年年始にかけ本州・九州横断ツアー"スタミナ・ツアー"が行われ、渋谷ON AIR EASTの新春ライヴからの帰り道、何故か

「もう終わりだな」

と思いながら道玄坂を渋谷駅方面に歩いたのでした。

そして公式に解散が発表されたのが2000年4月1日、エイプリールフールにも関わらずその事実を素直に受け止められました。

2000年5月24日、ラストアルバム"HAPPY BIRTHDAY -BEST & LIVE ANTHOLOGY-"Best & Live AnthologyがやはりGeorge Marinoのマスタリングでリリースされ、そして2000年5月27日、収容人数以上の立ち見客が集まる渋谷ON AIR EASTでファイナルライヴを行い、HUMMING BIRDはその活動に幕を降ろしたのでした。


私は心の奥底からこのバンドと出会えて幸運だったと思います。
冗談でもいいからとにかく聴いてみてくれたら嬉しいです。


2000年秋、アニメ「マクロス7」が海外で放映されている(いた?)らしく、アメリカやチリの方々からメールを受け取ったりしてこれから先も私は彼らの音楽を聴くと思います。最高でした、ハミング・バード。


[MEMBERS]
Yoshiki Fukuyama
福山芳樹(Vo,E.G,A.G,Key)



Toshiyuki Furuya
古屋敏之(Vo,B,Key,A.G)

Syoichiro Aso
麻生祥一郎(Vo,Ds)




オフィシャル会報誌"LONG LONG TIMES"
On Air East

ヒストリー&ディスコグラフィー


活動歴

年表
1996 , 1997 , 1998

チョッピリ言いたい放題



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