91年12月6日 George Harrison 広島サンプラザ



GEORGE HARRISON with ERIC CLAPTON and HIS BAND HIROSHIMA 1991



[Company Info]
COVER:LIVE IN JAPAN DECEMBER,6 1991
LABEL:NOT FOR SLAE
MATRIX:??? GH-001/002

[SONGS]
Disc 1:Total Time: 74:04
1I Want To Tell You4:52
2Old Brown Shoe4:10
3Tax Man4:31
4Give Me Love(Give Me Please On Earth)4:12
5IF I Needed Someone4:07
6Something5:41
7What Is Life5:06
8Dark Horse4:19
9Piggies3:00
10Pretending7:33
11Old Love10:30
12Badge6:53
13Wonderful Tonight9:10

Disc 2:Total Time: 71:21
1Got My Mind Set On You4:41
2Cloud 94:30
3Here Comes The Sun3:36
4My Sweet Load6:01
5All Those Years Ago5:01
6Cheer Down4:30
7Devil's Radio4:44
8Is'nt It A Pity10:40
9While My Guitar Gently Weeps7:32
10Roll Over Beethoven12:17
11When We Was FAB3:57Bad Bonus
12Got My Mind Set On You3:52Bad Bonus

[RECORDING DATA]
LIVE IN JAPAN DECEMBER,6 1991
[SOUND QUARUTY]
悪いステレオ・オーディエンス録音。
[SPEED]

[COMMENTS]
'91年日本公演5日目広島公演の完全収録です。さてこの2CD、ステレオです。オ−ディエンス録音です。ウ〜ン、高音域を生き返らせようとシャリの効いた不自然なイコライジング処理がされている気がします。すぐ慣れますけどね(^^;
ステレオですが12月3日の大阪と違い演奏でステレオ効果を感じるのは無理です。右側の観客と左側の観客のオーディエンス・ノイズでそれがわかる程度です。
笑えるのが"Dark Horse"演奏中に右チャンネルから「この曲が終わったらテープ代えた方がいい」と収録されている処です。でこの曲が終わると一瞬音が途切れ"Piggies"を紹介するGeorgeとなります。
私も大昔、隠し録りなどしたことあるのですが、人が盛り上がる中、時間を気にしながらテープを入れ替え再び観客に戻り盛り上がっていると、隣から呑気に「テープいいのか?」とそれはそれは有り難い忠告をしてくれた友達がいました。当時もっと録音すれば良かったと思う今日この頃。ステレオ録音が出来るウオークマンが登場したのは80年位だったような気がします。でも私達良い子は隠し録りなどしないでコンサートを楽しみたいですね(笑)。
78年位の雑誌"プレーヤー"にエリックのインタビュー記事があって「お年を召した婦人のファンから手紙をもらったのだけど、彼女はあらゆるブートを所有し、そこから流れるボクのギターの音色・フレーズからその時のボクの心境を書いてきてくれたけど、それがまた当たっているんだ」なんて書かれていました。これ位、音源から感じとりたいものです。
"Old Love"ではP.A.のハウリングが入ります・・・けど良い演奏しています、Ericって。今は日毎に聴き直していますが、1曲に集中してどの日が良いかなどしてみたい気もします。
まあこうしてGeorgeの91年来日公演を聴いていると、当時のEricとそのバンドの良さがよくわかります。当時、Ericの流暢なギターワークが極々一部の猛烈Beatlesファンに不評だったような記憶がありますがそんなことないですよ。
Ericは本当に壷を押えた演奏をしていますよ。でも"Old Brown Shoe"のリズムというかノリはBeatlesの方が好きです。
Ericの部分も完全収録で1枚目も終わりです。

録音者のおしゃべりではじまる2枚目で、"Got My Mind Set On You"のイントロで入るドラムに思わず「この曲なんだこれ?」って聞こえます。過去一度でも録音したことがある人は経験しているかもしれませんが、後日聴き返し自分の声が収録されていると情けないですね。これで一緒に唱ってたりしたらトホホです。録音してませんでしたけどPaulの公演なんて周りが歌う歌う(^^;、正直「止めてくれ〜」と思ったこともあります。けどこればっかりは誰にも止める権利はないでしょう(^^;;;。
さて"My Sweet Load"。イントロが流れるやいなや「キーが低いの〜」という録音者の声。やるな〜オヤジ!
"All Those Years Ago"の紹介があると録音者も人の子、自ら歓声をあげ手拍子です。そしてマイクを落としたのか?ブチブチと雑音が入ります(^^;;;私も手元に、とある録音テープがあるのですが、中途でステージへ押し寄せる観客の一人になってしまいマイクを落とすその音が収録されています。わかるな〜、この広島の人のその気持ち。
アンコールの"Roll Over Beethoven"のRay Cooperソロ、右チャンネルの姐のRayとのかけ合いのノリがいいです。
Georgeの最後の"Thank You"のあと、「ミナサン、オツカレサマデシタ。イチバン、ヒロシマ」ってしゃべったのはどの人ですか?。それくらいのパワーがあるのはRay Cooperでしょうか。知っている方、教えて下さい。
最後にボーナス・トラックは"Fab"と"Got My Mind Set On You"が収録されています。つまらない愚かで浅はかなテイク。ジャケットにも記載されてないから、ご愛きょうでしょう。
まあなんだかんだでアンコールを含め良いコンサートの完全収録です(^_^)V。



back to 91年 George Harrison 日本ツアー