99年4月11日 Rocket Tour at 渋谷ON AIR EAST


新譜"UNSWEET"リリース直後の'99年最初の"Rocket Tour"と題したツアーの千秋楽。学校の春休みを意識してか(広島)、福岡、大阪、名古屋と連日連夜のライヴと移動してきた最終日です。
残念ながら私が入場したのは既に開演後30分以上たってからですが、遅れたその理由は開演時間を間違えたのではなく諸般の事情であったことを書いておきます(笑)。普段と違い場内は既に盛り上がっていて、いつものようにステージ上の機材を眺めあれこれ考える余裕は全くありませんでした。先月の横浜と同じく古屋さんはFender Precision BassではなくFender Jass Bassを手にしていました。それからシンバル関係の音を拾うためか、かなり高い位置にセットされたマイク2本が印象的でした。それ以外は覚えていないに等しいです。



第1部セットリスト
No.曲名コメント
1.Starlight Dream
2.しあわせな男
3.To Heart
4.BYE BYE お嬢様この曲を演奏中に入場しました。
5.悲しきランニングマン
6.Julia福山さんのバラード、前回の"Attack Tour"での"星の手紙"が物凄く痒かったこともあり身構えてしまいましたが、この曲はとても良かったです。
7.ガラスの街
8.Mad Machine
9.Good Morning
10.しあわせな涙
11.名もなき果ての街で
12.はるかなる海へここからいよいよエンディングに向けて盛り上がっていくに相応しい曲でした。
13.夏の日
14.Lookin' For The Rainbow
15.Paradise
16.Dream Jack
17.魚つりの歌
18.Dynamite Explosion
(ENCORE)
19.Make A Map
20.ねここしゃん
(ENCORE)
21.Fly Away今回はアンコールらしいアンコールと感じで良かった。

今回はライヴの起承転結の「起」を逃したのが残念ですが、それは自業自得(苦笑)。さてその内容ですが連日連夜の移動に演奏による疲れが特にボーカルにでていましたがバンドの演奏は良かったと思います。そして照明がとても奇麗だったこと、PAが良い音をさせていたことも印象的です。。
96年末の"STEREO TOUR"でハミング・バードを初体験してから既に2年以上たちました。その頃はMCは会場内のどこをターゲットにしているのだろうと気持ちが冷めてしまう時もありました。またステージを動き回れば良いというものではないだろうという無駄な動きが時にありました。しかし最近(特に今回)はMCで冷めることもなく楽しめました。そしてステージングも無駄な動きが無いがとてもアクティヴであったと思います。
さて注目のFender Jass Bassですがジャズベらしい音をしていました。ハミングのサウンドの一つとしてプレベかジャズベも甲乙つけがたい位にこのベースも調和していたと思います。

セットリストは良い意味で見事に裏切ってくれたというか期待通りで物凄く考え抜かれたと思う曲の配置で嬉しかったです。当日、6月4日に高田馬場のライヴハウスで追加公演を行うとの告知がありました。その時も今回の"Rocket Tour"でやらなかった馴染みの曲を主体にするのではなく更に"UNSWEET"を追求して良い意味で裏切って欲しいと思うのは贅沢でしょうか(^^;。

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