98年11月8日 ATTACH TOUR '98 at 渋谷ON AIR EAST


開演前の会場内に流れるB.G.Mは近く発売されるCDに収録されるであろう"Paradaise"に"幸せな男"など。良い出来だなって思いながらビール飲み飲みステージに目をやれば、これまでのライヴと違う感じ。一言で言えば「シンプルな機材、すっきりしたステージ上」である。会場後方(椅子席の後ろ、ステージ下手側の売店前辺り)からザッと眺めると上手からサブ・ギター、ギター・アンプ*2(Voxでサブがないと恐い)、ドラムス、ベース・アンプ、そしてキーボード。これまでならばサブのサブ?のギター・アンプにサブのベース・アンプやらわけわからない機材が並べられていたが、今回はスッキリしている。これは思うにメンバー達が不要な機材を持ち込むのが面倒であったというのがその理由であろう(^^;。なるほど、アコギ・セットは無しねとか、これまでとはまた一味違うライヴを見せてくれるのかなと想像していると会場が暗転しメンバーが下手から登場するのでした。


セットリスト
No.曲名コメント
1.アタックのテーマリフを展開させながらベース・ソロ、ドラム・ソロっていう感じでギター・ソロをドラムの音がスッコーンと抜ける凄く音で今日のライヴを期待させてくれます。
2.Oh Yeah!"アタックのテーマ"のエンディングで古屋さんが"We're Humming Bird!"ってコメントを入れると共に麻生さんがスネア一発で"アタックのテーマ"を終えこの2曲目が演奏され始めるのだが、その「一瞬の間」が非常に気持ち悪かった。1曲目が終わった後、一瞬の「間」で続けてこの曲のドラムのフィルが入ってくれば気持ち良くノルことが出来たが、変に「間」が空き気持ち悪い。この「間」って大事ですよね。
それにしてもドラムが良い音です。またベースの音圧が気持ちよく、そこへギターが気持ち良いサウンドを聞かせてくれます。ボーカルのバランスも福山さん、古屋さんともよく聞こえました。麻生さんのコーラスが少々聴き取りにくいがこれは仕方がないでしょう。
3.Ride On The Night前の曲とは違い「変な間」が無くギターのイントロが演奏され始めたので良かった(^^)。
(M.C.)
4.Miracle Sky
5.しあわせな男(新曲)開演前にB.G.Mでスタジオ・レコーディング・テイクが流れていたがご機嫌(死語?(^^;))なサウンドです。この曲は私好みの曲です。
(M.C.)
6.Starlight Dream(新曲)この曲は私にとっては初聴の曲です。でも会場の観客のノリを見るとマクロス関係の曲なのであろうか?。非常にポップで良い曲です。エンディングのギター・ソロで弦を切る福山さんでした。
(M.C.)曲が終わると共にギターの交換に忙しい福山さん。そしてキーボードに移動し古屋さんがM.C.を。
7.To Heart(新曲)曲が始まって直に福山さんがストップ!。何が起きたのでしょうか?。ギターを交換した直後でチューニングが狂っていたのでしょうか?。照れ隠しのリフ弾きの後、ペグに手を持っていきましたから。謎の演奏中断です。
気を取り直して演奏が再開し曲に集中するが良い曲ですね。これもマクロスの曲のようです。アニメ関係というと私は色メガネで曲を聴いてしまう(^^;のですが良い曲です。ウン、名曲ですね、これも。
(M.C.)古屋さんが再びベースを持ち、リクエストの高い懐かしの曲コーナー?(^^;へ。
8.水玉のカバビクターから発売されているハミング・バード名義のCDしか持っていない私も横須賀で何度か聴くうちにいつしか覚えてしまった曲。
9.悲しみはどこから中国の天安門事件を見て作られた初期の名曲の一つですね。この曲はここ数年あまり演奏することが無かったようですが夏の高田馬場にこの日の渋谷とエレキ・ヴァージョンを観ることが出来たのは幸せです。またいつの日か忘れた頃に観たいものですね。21世紀になってからでも。もちろん来年でもいいけど、やはり次回は再来年以降の方がいいかな。好きな曲は時々聴くから喜びも倍増するってなものでしょう。この曲を生で観られた感激を大事にしておきたいし(笑)。
(M.C.)先日公開した古屋さんのHomePageの宣伝など。それからメンバーの近況もあったかな。少々とりとめもなく話しが続き私はここで冷めてしまいました。もう少し段取り良くやって欲しい部分ですね。
10.Paradise(新曲)M.Cで冷めた私の気持ちを熱くしてくれたのはこの新曲である。既に何度かライヴで演奏されているロックした私好みの曲で11月23日に発売されるシングルCDのB面ではない(^^;カップリング曲だそうだ。
11.Lookin' For The Rainbow(未発表)そして11月23日に発売されるシングルCDの曲です。途中まではベースを弾いていた古屋さんは中途からキーボードを弾いていたのでした。なかなか忙しい人です。でもギャラは3人とも同じ?(笑)。なるほど、ポップで良い曲です。このページをアクセスして読まれている方がChar好きなのかBeatles好きなのか、はたまたマキ好き(^^;なのかわかりませんが、ここをアクセスしたのも何かの縁!。ハミング・バード初体験に11月23日発売のシングルCD"Lookin' For The Rainbow"を騙されたと思って1枚お買いになったらいかがでしょうか。
(M.C.)
12.My Soul For You少しいつもと違う幕開け。好みで言えばいつもの方が良いかな(^^;。なんかしっくりこなかった。
(M.C.)
13.新しい風(新曲)仮タイトル"ミスター・ガガーリン"で横須賀で何度か聴いていた良い曲。
(M.C.)
14.星の手紙福山さんがストラトからリッケンバッカー12弦に持ち替えての演奏である。この日の私はアコースティックな内容を拒絶しているのか今回のライヴで一番冷めてしまった頃です(^^;。聞き入るほど曲にのめり込めなかった。
(M.C.)
15.Mad Machine(新曲)その冷め切った私を再び熱くしてくれたのが7月29日の高田馬場エリアでのライヴで初公開されたこのスローなロックの新曲"Mad Machine"です。新曲で一発で気に入った私好みの曲です。ボルテージが下がりきった私の気持ちを一期に高めてくれた曲です。いや〜凄い曲をぶつけてくるものです。99年以降のライヴにおける重要なアイテムですね、この曲は。
それにしてもベース弾いていると思いきやシンセを弾いているとは。音だけ聴いているとベース弾いて、別の人がキーボードを弾いているようです。
16.Fly Away"Mad Machine"でググっと持ち上げておいてこの曲につなげるとは!。"Mad Machine"に内在するパワーは凄いものがあります。
(M.C.)もう1〜2曲で終わりかな?って思っているとどうも後半戦がはじまるようなM.Cで(^^;・・・
17.永遠の扉
18.Dream Jack
19.Make A Map麻生さんのドラム・ソロが長くもなく短くもなくカチッとまとめてくれました。
(M.C.)
20.君は来ない間奏で古屋さんがドラム台からジャンプ! 視界から消える。ウルトラの星に帰ってしまったかと思いましたよ(^^;。
21.ステレオ天国始まりがバラバラで曲が進むにつれテンポがどんどん速くなっていったゾ。犯人は麻生さんだと思います。でもないかな?、福山さんかもしれません。でももうよく覚えていません。
22.Dynamite Explosion
23.この空の下に君がいるから
(ENCORE)
(M.C.)
24.魚つりの歌(新曲)(新曲)と書くには気が引けるライヴではお馴染みの曲。(未発表曲)か(新曲)か、ハミング・バード名義でCDになっていない曲はすべて(新曲)としました。開演前に左右のPAスピーカー前と天井に備え付けられたマイクを見てまさかとは思っていたが、なんと次回のアルバムに収録しようと大阪、名古屋、ここ渋谷とライヴ録音をしていたとのこと。確かにこの曲を駄々広い観客のいないスタジオで録音しても面白くもなんともないであろう。
思ったのは古屋さんのボーカルが凄く良かったこと。いつもは低音域が非常に歌ずらくしているが今日はそんな感じもなくシャウトしていました。
(M.C.)特に弦が切れたわけではギターを交換する福山さんでした。
25.ねここしゃん
(ENCORE)
(M.C.)
26.まだまにあうさ

セットリストにある(新曲)が来春?リリース予定のアルバムに収録されると思いますが、どのような曲順にしてくるのか非常に楽しみです。"Mad Machine"をどう絡めてくるか興味津々です。

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