東京で初詣
柴又帝釈天(題経寺)

渥美清さんも亡くなり、ちょっと寂しい帝釈天ではありますが、でも、ここの風情はなにも変わっていません。行ってみると以外に短い参道も、しかし風情あふれ、天気のいい日は江戸川に出て、矢切の渡しで対岸にわたり、散策するのも一考です。ただ、休日はそれなりに混雑していますので満員の渡し船が狭い川を渡る光景は見ている分には、ちょっと変ですが乗ってしまえばそうでもありません。ここ、題経寺は今から300年ほど前の開創で、正式には経栄山題経寺といいます。本尊が仏法の守護神・帝釈天であることからこの名で親しまれているそうです。参道を抜け、山門をくぐると帝釈堂につきます。ここは総ケヤキづくりで彫刻が見事です。御利益は、開運招福・病気平癒・家内安全・商売繁盛と何でもOKですが、特に、病気平癒に自信ありといったところでしょうか。なんといってもここは、やはり参道をそぞろ歩くのが一番です。あまり混んでいない日を見繕ってお出かけください。交通は、京成線高砂乗り換え、(都営浅草線または上野から)京成金町線柴又下車です。


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