*東京駅*
東京駅丸の内側の赤煉瓦の駅舎は大正3年に完成しました。
設計は日本銀行本店も手がけた辰野金吾、オランダのアムステルダム駅を参考にして作られたのは有名です。
完成当初は左右に円形のド−ムを持つ3階建てでしたが、第2次大戦の空襲によって焼失、再建されたが予算の問題で、八角形のド−ムに2階建てという現在の姿になりました。
駅内の東京ステ−ションホテルはこの雰囲気を充分に味わうことができます。大正・昭和の歴史とともに歩んできた東京駅、構内には原首相・浜口首相襲撃地点もそれぞれ説明版が立っています。また、現在は海外へは成田が起点ですが、当時は東京から陸路下関、現韓国、中国、ロシアを経由した欧亜連絡列車の起点でもありました。
現在、駅舎を誕生時の姿への復元計画が進んでいます。是非一度、素通りせずゆっくり丸の内口をぐるっと回ってみてください。きっと新しい発見があるはずです。 

東京遺産
東京小さな旅