HANACARAKAは「オノチョロコ」と読みます。ハナチャラカではありません。一般に、バリ語では「h」音は発声せず、語尾の「a」音は「o」のように発音します。 オノチョロコは、ちょうど日本語における「いろはにほへと」です。現在バリ語はインドネシア語に倣ってアルファベットで読み書きします。でも、バリには古くから独自の読み書きがありました。これは現代バリ語(口語)のオノチョロコです。 |
ha na ca ra ka (オ・ノ・チョ・ロ・コ) da ta sa wa la (ド・ト・ソ・ウォ・ロ) ma ga ba nga pa (モ・ゴ・ボ・ンゴ(*1)・ポ) ja ya nya (ジョ・ヨ・ニョ) |
現代バリ語には歯茎音 (*2)「dh、th」はありません。ジャワ語にもオノチョロコがありますが、それとは少し違います (*3)。 |
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NISHIMURA Yoshinori@Pustaka Bali Pusaka,1998-2000.