6月22日 挫折の100kmマラソン(サロマ湖)



スタート前 8KB
記念碑の前で
午前2時頃に起床、朝食をとる。そして3時、準備を整えバスに乗り込み、いざサロマ湖100kmウルトラマラソンスタート地点へ。4時過ぎにスタート地点に到着。まずはトイレに並ぶ...。そして、軽くアップを行い着替えや荷物を預け、スタート地点へ。
霧が立ちこめる午前5時。腰痛の不安を抱えながらも、ついにサロマ湖100kmウルトラマラソンがスタート。
スタート! 11KB
いよいよスタート!
まずはこのマラソンを楽しむ!ということを念頭にカメラ携帯して走り出す。とりあえずは、自分のペースをつかむことに専念。

3km地点早くも腰に違和感、軽い痛みを感じるようになる。20〜30km地点まで走れれば...なんて弱気なことを考え始める。しかし、ペースは予定していた5km 30分ペースで走る。
5km地点30分58秒
10km地点1時間1分51秒その後、腰痛は痛みが強くなることもなく順調。気分良くペースにのって走る。
15km地点1時間30分8秒左にオホーツク海、右にサロマ湖を見ながら走る。太鼓の応援もあった。
心強い応援 10KB
サロマ太鼓の応援
20km地点1時間59分32秒ペースは順調。しかし少し腰が気になりだす。来た道を折り返して走るだけなので、何となく単調。
25km地点2時間30分26秒ペースは変わらないが、かなり腰痛が気になり出す。まだまだ走れるが、ペースを維持するので精一杯。
30km地点3時間1分32秒ここまでは予定通りのペース。しかし、ここを過ぎたあたりから、腰痛のためかペースが落ちはじめる。35km地点までのコースにはなんと、砂利道があった。
砂利道 9KB
予想外の砂利道
35km地点3時間35分13秒オホーツク国道に入り坂を登り始めたあたりから、腰痛によるものかわからないが足まで痛み(痺れ?)を感じ始める。
オホーツク国道 12KB
オホーツク国道
40km地点4時間10分21秒ペースが明らかに落ち始めてしまう。腰、足に痛みが走り、びっこをひいた走りになってしまう。
42.195km地点4時間30分29秒意地でここまでは走ったが、痛みに耐えかねてここを過ぎてからは歩き始める。また、気温も上がり始め、日陰がないこともあり暑い。長袖のTシャツは失敗!
42.195km地点 12KB
ここまでは走りきった...。
50km地点6時間5分35秒完走は完全にあきらめ、ひたすら歩く。時々走るが、痛みのためすぐ歩きになってしまう。タイムを見てもわかる通りペースがガクッと落ちてしまった。まず困ったのが、2.5km毎の吸水所までの時間が走っている時の倍くらいかかるので、のどが渇いてしまうこと。とは言ってもどうしようもないので、55km地点のホテル緑館を目標にひたすら歩く。
50km地点 15KB
もうボロボロ....。
ホテル緑館
(55km手前)
6時間54分36秒なんとか、レストステーションに到着。おにぎりを頬張りくつろぐ。長袖のTシャツとはここでおさらば、半袖のTシャツに着替える。すっかりここでリタイアする気になってくつろいでいると...「60kmの関門制限の時間まであと30分です。がんばってください。」と係員の人。「こんな時間にここにいる人間が、あと5kmを30分で走れる訳ないだろ!」と思いつつ、つられてというか意地になったというか...とりあえずレストステーションを出て走り始めてしまう。
サロマ湖 9KB
木々の緑、サロマ湖の青がきれいでした。
しかし、走れる状態に戻ったわけでもなく、走っては歩き、歩いては走りの状態。そうこうしているうちに12時35分の関門時間を過ぎてしまう。早く収容者に乗せて欲しいと思いつつも、60km地点を目指し歩く。58kmを過ぎたあたりから、せめて60km地点までと走り始めるが、あと1km程となった、59km地点でついに収容者登場。時間は午後1時頃、スタートから約8時間(長かった...)で無謀だった私のウルトラマラソンへの挑戦は終わりました。
午後4時、ゴール地点の常呂町民センターを出たバスが北見につく。気温は30度、いったい昼間は何度あったのだろうか?昼の日差しで焼かれ熱を持った足がヒリヒリして痛む。コンビニで足を冷やすための氷を買い、ホテルに戻る。
北海道旅行のすべて目的(完走は無理だったが...)を終え、眠りにつく。

6月23日 旅の終わり


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