ここには瑞浪層群の貝化石を中心にデスモスチルスという体長2mぐらいの4つ足の哺乳類の化石もあります。
また、ここで化石の体験発掘を申し込むと許可証と場所の案内(ここから車で3分程度)をしてくれます。
聞くところによると体験発掘場所の河原が護岸工事のため近々なくなるという、うわさもあります。
なくならないうちに発掘をしてみてはいかがでしょうか。発掘のこつはこの中で紹介します。お楽しみに。
この隣には陶磁器資料館、市ノ瀬廣太郎記念館、地球回廊などあり一日家族で楽しめますよ。
もちろん駐車場は広いからご安心を。中央高速、瑞浪インター下車。料金所を出てすぐ(20m)左折し、
5mぐらいでまた左折し中央高速の下をくぐりぬけてるとすぐそこ。
訪問日 : '96年 8月
パレオパラドキシアと私 | 野外学習地の様子(パンフレットより) |
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この川辺で採取した化石の名前を知りたい時はここで売られている「瑞浪の地層と化石」
という本を購入して自分の採取した化石と比べてみると良いと思います。どうしてもわから
ない時は、この博物館の人に聞けば教えてくれると思います。
化石を掘るために必要な道具は、1.ハンマー(カナヅチ)、2.タガネです。また服装は砂岩をたたく時に
危険のないよう直接体が外にでないように、できるだけ長ソデのシャツと長ズボン(ハイキングか登山位の
服装が必要でしょう。また岩が飛んで目に入るといけないのでサングラスはかけた方がいいと思います。
ここの河原は結構硬いです。特に川岸の方が取り易いですよ。
川に落ちないように注意!!
(化石の名前を調べるとき必要)
ノート(野帳)と一致するようにして、古新聞等に包んで持ち帰ります。
きれいにして帰りましょう。
渥美半島 赤羽根海岸での採集風景 | そこでの化石の掘り出しかた見本? |
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番号をつけ、化石とラベルが一致するように整理します。
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図にあるように、砂袋の上で小さなハンマーとタガネで注意深く掘り出します。
もし壊れた場合は、接着剤(セメダイン等)でつけます。」
3.化石にの名前は図鑑等を参考にして調べます。
みずなみの地層と化石(テキスト)「瑞浪市化石博物館発行」
瑞浪市化石博物館専報 No.2 植物「 〃」
No.3 貝類「 〃」
No.5 サメ類「 〃」
日本標準化石図譜「朝倉書店発行」
日本の化石「小学館発行」等
化石調査の目的は、自然に触れながら、自然科学的な見方を身につけることです。
化石を勉強しながら、自然に対する正しい見方を養い、この地球の成り立ちを探ることも勉強の一つです。
化石の採集は、根気と人手を必要とするだけに、アマチュアの人達の協力や発見が専門の研究にも大きく役立つことも多く、
採集した標本はできるだけ私蔵せずに、公共の研究機関に保管し、研究して学問の発達に寄与するような方向が望ましい
姿と思われます。
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