本日休魚 我が家の本棚
 アメリカに銀行口座を作ろう(2002/03/30更新)
本日休魚

2002/03/30 その後

口座を開設してから,年3〜4回ほどアメリカに行っていますが,いつも宿泊するホテルのATMを使って現金を降ろしています.アウトレットモールのATMを使って降ろしたこともありました.時々STARに対応していないのか,引き出せないATMもありましが,今のところ便利に使っています.

一方小切手はシェアウェアの支払いに使った他はあまり使っていません.

その後,口座を持っているSanwa Bank Californiaは日本のUFJグループの設立に伴って,Tokai Bank of Californiaと合併しUnited California Bankと名前を変えました.そのUnited California BankもUFJグループの経営再建の一環で仏国のPNBパリバ銀行に売却されました.PNBパリバ銀行子会社のBank of the Westと統合される予定です.

現在の日本人向けのサービスもいつまで続くか気になるところです.

  

99/10/3 ゴーロイズ

三和銀行のテレホンバンキングで海外送金サービスを申し込みましたが,現在までにまだ一度も使っていません.料金は3,000円と窓口での4,500円と比べてかなり安くなっていますが,いままで使う機会がありませんでした.そんなときに偶然ロイズTSB銀行の海外送金サービス(http://www.lloydstsb.co.jp/japanese/service/index.htm (URL更新 2002/03/30))があることがわかりました.

このゴーロイズと呼ばれる海外送金サービスの魅力は何よりもその手数料の安さにあります.一回の送金が2,000円です.しかも一度手続きを終えると,指定された銀行口座に必要なお金を振り込むと後は直ちに登録された口座に送金されるというものです.

たとえばアメリカに10万円送ろうと思えば,指定された銀行口座に10万円を振り込むと,手数料2,000円が引かれ,そのときの為替レートで計算されたドルが送金されます.為替レート(TTB)を107円で考えると (10,000-2,000)/107=915.89 となり,915.89ドルが送金されます.

とりあえず資料を請求して到着を待っているところです.使い勝手がよければ三和銀行のインターネットバンキングでこのロイズの口座にお金を振り込むだけで海外送金が完了するので非常に便利・・・と期待しています.

99/8/25 新しい小切手帳が到着

突然,どういうわけか新しい小切手帳が2冊も届きました.不思議.

今回届いた小切手帳には前回のものと違い私の住所と名前が初めから印刷されており,また小切手をはさむホルダーもいっしょについてきました.こんなにたくさん小切手をもらっては当分使い切ることはないでしょう.

アメリカのスーパーででも使ってみるか(^_^;)

99/8/23 月次報告書到着

口座を開いてから最初の月次報告書(Monthly Statement)が送られてきました.アメリカの銀行は通帳がないので毎月口座の状況をまとめた報告書が送られてきます.

この報告書からMarket Value Saving口座の金利2.2%に相当する利息が振り込まれていることがわかります.他にも8/4にアメリカの証券会社に郵送した小切手が8/16に引き落とされていることも確認できました.とりあえず小切手の番号と引き落とし金額が正しいことを確認しました.

で,8/2に口座開設時の入金確認をしましたが,しっかり$10の手数料がとられていることがわかりました.残念.

99/8/16 PIN番号到着

キャッシュカードに遅れる事4日.ようやくカードのPIN番号(暗証番号)が届きました.これで日本でも一応'CIRRUS'のマークのついたATMでお金がおろせるはずです.もっとも日本国内で実験しても為替交換手数料が高くなるだけなので意味はないですが(^^;)

こんどアメリカに行ったときにでも早速実験しよう(^^)

99/8/12 キャッシュカード到着

小切手帳から遅れる事,約1週間.ようやくキャッシュカードが届きました.安全のためかPIN番号(暗証番号)はまた別便で送られてくるみたいです.さてカードの見た目は普通の日本の銀行のキャッシュカードと何ら違いはありません.一応有効期限が書いてあって2049年12月までです(^_^;)

裏にはサインをする欄と'CIRRUS'と'STAR System'ロゴがあり,'CIRRUS'のロゴがあるATMであれば全世界で,米国内では'STAR System'のロゴがあるATMでお金を引き出すことができます.米国内では三和銀行カリフォルニアのATMでは無料,それ以外のATMでは一回$1の手数料で一日$400まで引き出せるとなっています.

カードの受取証には他に'EXPLORE'と'MAESTRO'のシンボルがカードの裏にあればお店でショッピングもできると書いてありますが,私のカードには書かれていませんでした.つまりデビットカードとしては使えないようです.デビットカードとしての機能を期待していただけにちょっとがっかりしました.一応これからこの口座を決済口座としたクレジットカードまたはデビットカードの発行ができるかどうかを問い合わせて見るつもりです.

届いたキャッシュカード
キャッシュカード

99/8/11 入金確認

先週の水曜日に送った小切手が無事に今日(アメリカ時間の10日)入金されたことを電話で確認できました.通常,郵便がアメリカまで届くのに3日程度かかりますから,恐らく土日の間に届いて,現地時間の月曜日に小切手の照会を行い,火曜日に口座に入金されたと考えられます.

初めての経験だけに小切手が受け付けられないとか,事故の可能性などを心配していましたが,無事に着いて安心しました.この小切手帳は今後通販の決済や,その他送金で活用できそうです.

99/8/4 小切手を切ってみる

小切手帳も届いたので早速使ってみることにしました.何はともあれ小切手というものを使うのは始めてのこと.徹底した下調べが重要です.まずは小切手の書き方.これは小切手帳に書かれています.小切手帳にはその他にも振り出した小切手のログを取るための欄もあり,その使い方も書かれています.

DATE Aug. 4th, 1999
PAY TO THE
ORDER OF
お金を受け取る人の名前
2,500.00
Two Thousand and Five Hundred ------- DOLLARS
SANWA
BANK
California
私のサイン
MEMO FOR DEPOSIT


まずは振り出し先.今回はアメリカの銀行や証券会社の自分の口座に送金をします.そこで振り出し先には"〇〇〇〇 Security (A/C# 01234567)"と言った感じで金融機関名だけでなく自分の口座番号も合わせて書きます.金融機関名だけだと受け取った金融機関が誰の口座へ入金するお金か分からなくなってしまうので自分の口座番号を書きこむといいといわれています.本当のところはどうなんでしょう?

次に金額.これは数字とワードで2箇所書くようになっています.たとえば2,500ドル送金する場合は,金額の欄に"$2,500.00"と数字で書きこみ,あわせてワードで"Two Thousand and Five Hundred dollars"と書きます.小切手帳のサンプルには左詰で余ったところには線をひくとなっていました.他にも余ったところに書き足されないように最後を"Only"で閉じるという書き方もあるようです.いずれにせよ,他人に書き足されない書き方が必要になります.

最後に小切手のコピーを取って,航空郵便でアメリカに送りました.さて,入金まで何日かかるでしょうか?

99/8/3 小切手帳到着&ABA番号

小切手帳が届きました.びっくり.変に日本の銀行に何かを問い合わせるよりもはるかに早いです.さすがに小切手帳を見るのは初めてなのでどれが何に使うのかよく分からないです.

届いた小切手帳
小切手帳


とりあえずざっと内容を書いてみると,

こんな感じです.なんとなく使い道のわかるものもあれば分からないものもある.何かの機会に電話して細かい使い方を聞いてみようと思います.

さて,昨日送ったFAXの返事も届いていました.英文で送ったのですが,見事に日本語で返事が来ました(^_^;) 内容もABA番号とSWIFTコードだけでなく,わざわざ日本から送金する場合とアメリカの他の銀行から送金する場合の両方について書いてくれていてとても親切な対応でした.

とりあえず追加送金をするのに必要な情報は取れたので,今度はこの情報を三和銀行のテレフォンバンキングの海外送金に登録して実際に送金実験を行ってみます.

99/8/2 三和銀行カリフォルニア 入金確認

今日,三和銀行カリフォルニアから入金確認の通知が郵便で届きました.入金日は送金日と同じ7月26日.早いです.このくらい早いと電信送金にする価値があるというものです.書類を見ていてもうひとつわかったことは,電信送金の入金時の手数料が(少なくともこの振込みに関しては)免除されていて$10のチャージはありませんでした.これも結構ラッキーです.

さて,入金が確認されたところで,今後の送金のためにABA番号とSWIFTコードを知らせて欲しいという内容の英文のFAXを送りました.どちらも銀行間の送金用の符号で,ABA番号はアメリカ国内の銀行間で使われている符号で,SWIFTコードは国際的な銀行間の送金で使われる符号です.SWIFTコードが分かれば基本的にはどこにでも送金できるはずなのですが,アメリカ国内ではABA番号のほうが一般的なようで,念のために両方教えて欲しいと頼みました.

これでABA番号かSWIFTコードがわかれば,三和銀行のテレフォンバンキングやインターネットバンキングを使って送金をしたり,アメリカの他の銀行から送金することもできます.とりあえずこれは返事待ち.

口座開設計画も後は小切手帳の到着を待つばかり(^o^)

今日は別に三和銀行(日本)のインターネットバンキングのCD−ROMが到着.同梱のインストールガイドを読んだのだけど,いまいち全貌が把握できないのでインストールはしばらく見送りにしました.また時間のあるときにでも.

99/7/31 Chase Bank再び

今日の夜のこと.いつものように自分宛ての電子メールをチェックしていると「絶対儲かるビジネス」とか「ビデオ売ります」のメールに混じって,Chase Bankからのメールが届いていました.驚いたのがその送信人.今まではCustomer Serviceの担当者からのメールだったのですが,今回のメールの主はAssistant Vice President !! メールの内容は簡単に要約すると以下の通り.

”私どものビジネスデベロップメント担当から口座開設キットが送付されたかと思いますが,手元に届いておりますでしょうか?もし届いていないようであれば連絡をください.さて口座開設に必要なアメリカ領事によるサインの認証ですが,あなたに限り特例としてパスポートのコピーをあなたの取引銀行に認証してもらいそれを送付することで口座開設に応じます.アプリケーションは私宛てに直接送ってください.”

(ひょっとして日本人の大金持ちと間違えられたか・・・(^^;) )

うぅん,最初に質問したときにこの回答をもらえれば第一候補になったのだけど・・・.残念かなちょっと遅かったようです(まさに数日前三和銀行カリフォルニアに口座ができてしまった).それでもここまで親切にしてくれているので,こちらからもしっかりとした返事を出さなければならないでしょうね.

99/7/26 三和銀行カリフォルニア 初回送金

早速三和銀行に行って送金をしてきました.銀行の外為のカウンターに座って記入の済んでいる書類と貯金通帳を渡してから完了するまで約40分.行員が海外送金になれていないのか予想以上に時間がかかってしまいました.送金手数料は4,500円.加えて受け取り銀行で手数料$10を引かれるので結構な出費になります.送金小切手を作って郵便で送るのが一番安上がりですが,今回は送金手段が指定されているために割高な電信送金を使いました.

とりあえず送金も済んだので,後は三和銀行カリフォルニアからATMカードと小切手帳が送られてくるのを待つだけです.一安心.

99/7/23 三和銀行カリフォルニア 口座開設通知

便りは忘れた頃にやってくる・・・三和銀行に申込書を送ってから一月弱.三和銀行カリフォルニアから口座開設の通知と初回振込みの案内がきました.気がつくと代行手数料はいつのまにか三和銀行の口座からすでに引かれています(^_^;)

送られてきた封筒の中には,初回送金用振込み用紙のほかに,ATMカード紛失届け,住所変更,電信送金依頼用紙や支店案内などが入っていました.

とりあえず今回必要なのは初回入金用の送金用紙.すでに自分の住所や口座番号が書かれています.後はこれをもって三和銀行の支店に行って送金をするだけです.

99/7/5 Chase Manhattan Bank その後

帰宅すると郵便が届いていました.ひとつわかったこととして,多くの銀行が資料を送るときに味も素っ気もない真っ白の封筒に差出人の名前も書かずに送ってきます.正直言ってはじめて受け取ったときは何だろうと悩みましたが,何度か見ると「あっ銀行からの郵便だな」とわかるようになりました.途中で抜かれたりしにくいように,わざと銀行からの郵便物とわからないようにしているようです.

さて,Chase Bankからの郵便は口座開設のアプリケーションでした.非常によく整理されていて必要な返送時に書類がすぐにわかるようになっています.サインの認証の部分は変わらずありました(^_^;)

さて,いっしょに入っていたレターを見るとインターナショナル・バンキングの概略がわかります.

私の予想していたよりもかなり上級のサービスのようです.お金持ち向けですね.とりあえずサインの認証の問題もあるので今回は魅力的なサービスを提供しているものの見送ることにします.

99/7/2 三和銀行 スーパーアメリカ

散々悩んだ挙句,もっとも手っ取り早い手段にでることにしまいした.一度は直接コンタクトを取って断られた三和銀行カリフォルニア(http://www.sanwabank..com/)に三和銀行のスーパーアメリカ(http://www.sanwabank.co.jp/personal/shouhin/sa/index.html (現在このサービスはありません.2002/03/30))という取次ぎサービスを使って口座を開設することにしました.というわけで,早速三和銀行のスーパーアメリカの申込書を手に入れるべく,三和銀行クイックアンサー(0120-30-9119)に電話.

お申込書のご請求 三和クイックアンサー(0120-30-9119)にご請求ください.
(三和銀行の本支店には常備しておりません)


とパンフレットに書かれていたから電話したのに,実際のところは各支店で申込書がもらえるということでした(^_^;)

近くの三和銀行でもらってきたアプリケーションを見るとなかなか面白いです.日本の銀行のアプリケーションと違って,個人名義か共同名義か,目の色,身長,母親の旧姓(本人確認のため)などを書く欄があります.このあたりも文化の違いでしょうか,なるほどと思いながら記入していきます.一通り記入して,アメリカ国内の税金の免除のW8フォームにサインして,パッケージ一揃いを三和銀行のダイレクトバンキングセンターに送りました.後は首を長くして待つだけ・・・と期待して・・・

Sanwa Bank CaliforniaはTokai Bank of Californiaと合弁して,現在United California Bankとなっています.またUnited California Bankも仏国のBNPパリバ銀行への譲渡が完了しており,将来Bank of the Westと統合の予定です.(2002/03/30)

99/7/1 Chase Manhattan Bank

Chase Manhattan Bank(http://www.cmb.com/)からもメールの返事が来ました.外国人向けのインターナショナル・バンキングのサービスがあるということです.ホームページの資料をざっと目を通したのですが,ひとつ面倒な点発見しました.口座を開くためにアプリケーションのサインの「アメリカ領事の認証,もしくは公証人の認証」が必要なのです.パスポートのコピーで充分な銀行が多い中でこれは面倒です.

日本でサインの認証を得るのは非常に難しいし一般的でないとメールを返して反応を見たのですが,結局パスポートのコピーだけではだめということになりました.いろいろとサービスが充実していただけにちょっと残念です.

99/6/25 口座を作るだけなら難しくない

Telebankからなんと日本語で丁寧な返事が来ました.インターネットバンキングは日本人向けのサービスの提供はないけれども,定期預金とマネーマーケット口座の開設はできるという返事でした.あわせて資料を送ると・・・(一ヶ月経った8月1日現在何も届いていません).

Bank of America(http://www.bankamerica.com/)からはインターネットバンキングはだめだけれども,支店を訪ねてもらえればいつでも口座を開けますとメールがありました.ただし日本には支店がないのでアメリカに来たときに気軽に近くの支店に顔を出してくださいとのことでした.メールオーダーでの口座開設はできないようです.

他の銀行も実はインターネットバンキングでなければ基本的には似たり寄ったりのようです.

99/6/24 どこも外国人はだめ

この数日で色々な銀行から返事がやってきました.基本的にはみんな同じ回答で,

ここまで見事に断られるとは予想外でした.いくつかの銀行とその後もメールのやり取りを続けた結果なんとなくわかってきました.海外からのインターネットバンキングに対して合衆国政府の規制があるようです.恐らく暗号技術の輸出などに絡んでくるのでしょう.

つまり私の失敗は,問い合わせたときに

と書いたことです.これによって口座を作ることのできる銀行からも断りのメールが来てしまったのでした.

99/6/20 NetB@ank 外国人はだめ

NetB@nkからメールが来ました.なになに「外国人への口座の開設は行っておりません」・・・(_ _;) なかなかうまく行かないものです.NetB@nkがだめならというわけで今度はやはりインターネットバンキングの大手TeleBank(http://www.telebank.com/ (TELEBANKはYahooに買収され,現在E*Trade Bankとなっています.2002/03/30))にメールを出すともに,Yahooでインターネットバンキングをやっている銀行を検索して,名前の通っているところに適当にメールを打ってみました.内容はすべて以下のような感じです.

後は返事を待つだけ(^^)

99/6/17 海外に銀行口座を作ろう!

散々だったアメリカ出張から帰ってきてしばらくのこと.アメリカの銀行に口座があると便利かもしれないと急に考え始めました.それというのもホテルのロビーや空港,ショッピングモールに置いてあるATMをいつも見るたびに「ここでドルを引き出せたら便利だろう」と思っていたからで,クレジットカードのキャッシングでもいいですが,金利,為替手数料などを考えるととてつもなく高いドルになってしまいます.

そこで,アメリカに銀行口座があれば,必要なときに必要なだけドルがおろせる・・・と考えたわけです.いちいち日本で高いレートでドルのキャッシュを用意しなくても,空港やホテルでATMから引き出せる.これは結構魅力かもしれません.ドル建ての口座があれば通販の決済に使ってもいいし,小切手帳があれば安価に海外送金ができます.

というわけで,アメリカに銀行口座,今の時代ならインターネットバンキング,インターネットバンキングならNetB@ank(http://www.netbank.com/)と言うわけで,早速ホームページに飛んで資料を請求したのでした.

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