授業で江戸時代のことを聞いた子供が、テレビで野球を見ている父親に言った。
「ねえパパ、江戸時代は結婚相手のことを結婚式まで知らなかったって、本当?」
「そうだ。今でも阪神の監督については同じだけどな」
「それで、結婚してから相手が気に入らなかったら、どうするの?」
父親はぶざまな負け試合を横目にやけ酒を飲み干し、子供に答えた。
「昔は三行半という便利なものがあったんだ。今もあればいいのに」
和田コーチの妻が離婚相談所に駆けつけた。
「結婚してこのかた、主人は何もしてくれないんです。私はいちども満足したことがありません」
「ご主人に、そのことを訴えたことはありますか」
「もう何回も言いました。そのたびに夫は言うんです。『そのうちにきっとよくなるよ』って」
ブラゼルが美女と一夜を共にしたが、なにもしないまま朝を迎えた。
女「あたしはかまわなかったのに、どうしてあたしの中に突っ込まなかったの?」
ブラゼル「ヤマワキが腕を回す夢を見たんだ。それで絶対に突っ込むもんかって思っちゃったんだ」
どれか好きな選手を選んで一夜を過ごしていいと言われた女性、鳥谷、新井、ブラゼルの中から新井を選んだ。
新井「どうしてボクを選んだんだい?トリみたいにテクニシャンじゃないし、ブラゼルみたいにパワフルでもないのに」
女性「あたし、今日は危険日なのよ。あなたなら外にはずしてもらえば絶対安全だと思って」
どれか好きな首脳陣を選んで一夜を過ごしていいと言われた女性は、真弓、和田、久保の中から真弓を選んだ。
真弓「やっぱりオレがイケメンだから、選んでくれたんだね」
女性「バカな男ほどあそこが大きいって言うじゃない、それを楽しみにしてたのよ」
高知に代わる新しいキャンプ地は、風俗街から遠く離れたところにあった。
キャンプ10日目、我慢できなくなった真弓監督は、宿舎の独身の主人にこっそりと尋ねた。
「なあ、どうしてもやりたくなった時、君はどうしてるかね?」
「俺達はそんなとき、裏につないでるロバを使うよ」
真弓はびっくりしたが、ロバがメスと確認し、自分のいちもつをねじこんでみた。
それを見た宿舎の主人は、もっとびっくりして叫んだ。
「おい見ろ!ソープ街まで運んでくれるよう訓練したロバとセックスしてるやつがいるぞ!」
それにも懲りずソープランドへでかけた真弓は、ユニフォームを脱いで全裸になった。
ソープ嬢はふざけて真弓のユニフォームを羽織った。
「これであたし、阪神の監督になれるかしら?」
「ダメだな」真弓は答えた。
「阪神監督になるには、まず監督の下で働かないと」
リハビリ中の城島は暇をもてあまして女性とお楽しみにふけっていた。
お相手の女性は終わった後、怒って城島に言った。
「あんたって最低ね。前戯そっちのけですぐ挿入するのに、あっという間にいっちゃうんだから」
「オレって、さすのは大好きだけど、すぐこぼしちゃうんだ」
「鳥谷、ここんところバットが湿りっぱなしじゃないか」
「うん、凄い女とつきあっててね……抜く暇もないくらいなんだ」
阪神打線はなぜ得点を産み出さない不妊打線なのか。
二塁に走者を置いてヒットを打ってもホームに帰って来れない、各駅停車打線だからである。
各駅停車はエキを飛ばさない。
女性はその年齢によって、阪神の歴代監督に似ている。
十代の女性はなにもしたことのない後藤監督に。
二十代の女性は燃えあがる星野監督に。
三十代の女性はテクニシャンの野村監督に。
四十代の女性は口の減らない岡田監督に。
五十代の女性は冷たく扱われる中村監督に。
六十代の女性は怖いもののない吉田監督に。
七十代の女性はボケてしまった真弓監督に。
阪神歴代監督と寝た女性が、その理由を話しあった。
「あたしが野村監督と寝たのは、テクニックがすごかったからよ」
「あたしが星野監督と寝たのは、カネをくれたからよ」
「あたしが岡田監督と寝たのは、本当にホモなのか確認したかったからよ」
「あたしが真弓監督と寝たのは、エイズをうつしてやりたかったからよ」
真弓監督はなぜ若い娘が好きなのか。
若い娘は未婚のミスが多いからである。
阪神の秋のファン感謝デーで美人コンテストが行われた。
3位の女性には山脇コーチからミス走塁指示賞が贈られた。
2位の女性には久保コーチからミス継投賞が贈られた。
優勝した女性には真弓監督からミス采配賞が贈られた。
一戦を終えた後で、男女がののしりあっている。
「おまえのナニは甲子園みたいに広いな」
「ふん、あんたのナニはそん中で、金本みたいにこれっぽっちも動かなかったくせに」
真弓「西村、外野を守ってくれ」「はい」
真弓「西村、代走に入ってくれ」「はい」
西村の父親はこれを見てなげいた。
「お前が男でよかったよ。女なら年中妊娠してただろうな。嫌と言えないんだから」
阪神ファンの医学教授が女子生徒に質問した。
「榎田選手の、6倍に膨張する部分はどこですか?」
女子生徒は憤然として答えた。「その質問はセクハラとして当局に訴えます!」
教授は落ち着いて言った。
「君にはふたつ過ちがある。ひとつは、正解は年俸だ。ふたつめは、そう思っていると結婚してから失望することになるよ」
すると、通りすがりの真弓監督が教授にささやいた。
「教授、あなたもシーズンオフに失望することになりますよ」
真弓監督の妻が愛人を家にひっぱりこんだ。
「旦那はいるけど、大丈夫よ、寝室に行きましょ」
間男は驚いて言った。「もし真弓がおれたちに気がついたり、寝室に入ってきたらどうするんだ?」
妻は答えた。「大丈夫よ。さっき『この裏側に面白いことが書いてあるぞ』って両面に書いた紙を机の上に置いたの。あと数時間は紙をひっくり返してるわ」
ついに浮気に気づいた真弓監督が、間男に手榴弾を投げつけた。
しかし間男は落ち着いて手榴弾を拾い、安全ピンを抜いてから投げ返した。
真弓監督が嬉しそうに、落合監督に自慢した。
「ここしばらく、30くらいの若奥さんがやたらに近づいてきて、オレに触ったり拝んだりしていくんだ。オレって、マダムキラーになっちゃったのかなあ」
落合監督は冷静に答えた。
「その奥さん、オレのところにも来てるよ。なんでもここ5年子供に恵まれなくてな、かいにんのお裾分けが欲しいんだとさ」