竹島紛争に韓国、最後の切り札?

【ソウル発1日民明通信】韓国の盧武鉉大統領は1日記者会見を行い、学術雑誌「コリアン・ネイチュア」誌の檀君紀元4338年4月号を掲げながら、「日本は韓国のものである」とする異例の記者会見を行った。
  盧大統領の主張の根拠となったものは、同誌に韓国の梨花女子大学教授・李来発氏と北朝鮮の金日成長寿研究所主任研究員・高英傑氏の連名で発表された論文。彼らは日本の天皇家の写真・ビデオ数千点を分析し、それらから推定した頭蓋計測値の多くが、日本人よりは朝鮮半島の人間の数値に近いことを結論づけた。
 盧大統領はこれを踏まえて、「天皇家は朝鮮起源。だから朝鮮の人間だ。それを崇めている日本人は、つまり朝鮮人の臣下。ということは日本は朝鮮の領土として国際法上も間違いない」と主張している。この主張には、北朝鮮の金正日総書記も非公式ながら承認を与えているという。
 この主張が認められ、日本が朝鮮半島の領土となった場合の日本経営方法については、いまだ方針が確定していない。北朝鮮側はとりあえず日本を南北分割して東京から北を北朝鮮領、南を韓国領とすることを主張しているのに対し、韓国外交通商省筋では「日本を韓国・北朝鮮の共同統治領とし、ここから南北統一への足がかりを作っていきたい」という意向を示している模様。
 記者会見の最後に盧大統領は、「もしこの学説に反論があるなら、日本政府は、天皇家の血液と典型的日本人の血液をこちらによこせ。我々はすでに韓国・北朝鮮の典型的国民の血液数千人分を用意している。DNA鑑定でより正確な系統分析を行おうではないか」と挑戦している。


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