ゴスロリ用語辞典

ゴスロリ
・「五種ロリ(ごしゅろり)」の訛ったもの。ロリータ、アリス、ハイジ、メンソレータムの看護婦さん、キイチの塗り絵という五種のロリータ競技を制覇した者に贈られる称号。この競技がどんな内容なのか、この栄冠を手にするとどんなことになるのかについては書きたくない。
・「牛頭ロリ(ごずろり)」の訛ったもの。ブロッコリーアニメ「デ・ジ・キャラット」に登場する、牛の首をした予言能力を持つ美少女、通称「くだにィ」(本名、磔獄門血深泥之助)。またはそれに萌えるオヤヂのこと。

ゴロスリ
・ゴスロリの誤植。
・電車の中をゴロゴロ転がり、周囲の人が驚愕している隙に財布を盗み取る手口のスリ。
・羽織ゴロや同和ゴロ、利権ゴロやジゴロからのみ金を盗む義賊スリ。

アカスリ
・ゴスロリの誤植。
・横書きにしたリスカアを昔の人が右から読んでしまった。第一種リストカット士という資格の一種。手首2センチ幅に10個以上の切れ込みを入れると認定される。

ミコスリ
・ゴスロリの誤植。
・ミスコリア、略してミスコリの誤植。
・ミトコンドリア、略してミトコリの誤植。
・イメクラにおける巫女さんプレイの一種。具体的に書くことは法律で禁じられている。

オスロリ
・ゴスロリファッションに身を包んで街を闊歩する男のこと。たいがい警官か報道陣に取り巻かれる。横浜のキャンディ・ミルキィさんが有名。
・「オスロ倫理委員会」の略。ここで2002年に「体重60キロ以上の人は、ゴスロリしちゃいけないと思うんですぅ」宣言を採択した。

甘ロリ
・甘食パンよりふくよかになった胸の持ち主は、もはやロリータでもなんでもない、という、しごくもっともな訴え。
・甘口リンゴの略。蜜が入っているらしい。または愛とか恋とか地上の星座とかを歌う椎名林檎のこと。

白ロリ
・白ロリさんから お手紙ついた 黒ロリさんたら 読まずに食べた しかたがないのでお手紙書いた さっきのおてまみ ご用はなぁに(はぁと)?
・住宅の床下に通風口がなかったり排水がうまくいっていないと生じやすい。

パンロリ
・パンロリータニズムの略。西欧人幼女に限らず、アジアアフリカ人の幼女にもロリータ性を認めようという、ある意味人種運動。これまでゴスチャイナドレス、ゴスチョゴリ、ゴス腰簑、ゴスペニスケース等を試作してみたが不評だった。そもそもペニスケースは幼女に不要だという説もある。
・パンパンロリータの略。裏原宿の露店で缶入りピースを買い、ゲンさんという人の行方を尋ねると店に案内してくれる。このことについてこれ以上書くことは法律で禁じられている。

王子
・ゴスロリの男性版。「オスロリ」を見よ。
・たぶんザ・タイガースの衣装か、劇画版「タイガーマスク」に登場したライオンマンのガウンみたいな恰好だと思う。

ロリコン
・ゴスロリ娘と行う合コンのこと。この場合、男性側フォワード陣の平均体重が54キロ、ゴスロリの誇る超重量フォワード陣の平均体重が73.5キロと、スクラムの力に差がありすぎる。
・妻がロリータでなくなったという理由で離婚を申し立てる夫のこと。たいがい裁判所では却下される。

姫袖
・わーかい娘は ウッフン お色気ありそで ウッフン なさそで ウッフン 姫袖 ウッフン ホラホラ黄色いワンピース

別珍
・文字通り、別にある珍しいもの。ふたなりとも呼ぶ。

編み上げ
・西条凡児が司会する「娘をよろしく」では、視聴者の中から選ばれた父親と娘にインタビューしたあと、この台詞でシメていた。「さぁさぁ、編み上げ編み上げ」

バッスルスタイル
・漢が見たらハッスルするようなスタイル。裸エプロンとか。
・バファローズとハッスルをかけあわせた野球スタイル。よく打つがそれ以上によく打たれる。大西ユカリの名曲「レッドdeバッスル」が有名。
・キン肉星の格闘技で用いられるストロングスタイルの一種。バッスルスパーク、バッスルリベンジャー、バッスルインフェルノ、バッスルミレニアム等の技がある。

ドルマンスリーブ
・陰陽師、安倍晴明のライバルだった芦屋道満は術くらべに破れてヨーロッパに逃げ、ドルマンと名乗った。さらにヨーロッパ各地に石造りの呪術所をこしらえ、ドルメンと呼び、ここから日本人皆殺しの呪詛を送った。こんなドルマンを奴隷にするというのだから、その恐ろしさはいかばかりなものか。

フリル
・水野あおいのCD。不朽の名作。この項だけは事実。

ヘッドドレス
・頭に着るドレスのこと。つまりヅラ。

ボンネット
・フランスのヒッキーの挨拶。「よいネット人生を」というくらいの意味。
・テニス用語で、打球がネット最上部でバウンドし、相手陣内の予期せぬ場所へ落ちる決まり手。
・ハウス名作劇場のひとつ。わたしのボンネット。

パニエ
・じっと見ていると鯉のぼりに見えてきません。

ドロワーズ
・フランスのシガレット。一時期、これやジタンを渋めに吸いこなす「ジャン・ギャバンごっこ」が流行した。
・1999年に阪神に入団した外国人選手。阪神では有名な某歯科医の紹介により、現役大リーガーのふれこみで入団したが、外角スライダーの見きわめがまったくできず、打率2割5分、ホームラン10本というていたらくでさっさと帰国した。(このネタ、昔にも使った覚えがあるぞ)

亞里亞
・2002年に阪神に入団した外国人選手。現役オリクサーのふれこみで入団したが、ドロワーズとは正反対に大活躍した。甲子園でのヒーローインタビュー「……またマジック減らしちゃったの。くすん」は六万五千の大観衆を魅了した。

バンギャ
・番ギャラードの略。小泉総理の追っかけを行う横浜の守護神。横浜スタジアムではなく首相官邸に常駐し、首相官邸からハイヤーに乗り込むまでのわずかな隙を狙って、「総理、竹中さんの処遇はどうですか?」「総理、民主党が審議に応じない姿勢を見せていますが、どう打開されるおつもりですか?」「総理、愛人問題についてひとこと」「総理、君たちはいつまでもフェティシストであり続けてほしい」「総理、聞いているのか、総理、聞いて、いる、の、か!」などという質問を150キロのスピードで投げつける。しかしその後、横浜は今年も最下位になり、山下監督はしがないアンテナ売りで一生を終えた。このいくじなしが。

原宿
・約二百万年前に猿宿から進化したと考えられている新宿の祖先。アフリカで発生したと考えられているが、その五十万年ほど後にはジャワ原宿、北京原宿などアジアにも多数の原宿があった。それが新宿の直接の祖先であるのか、それとも軽井沢や帯広や湯郷に「銀座」があるのと同じような収斂進化の一例であるのか、研究者の間で議論されている。

裏原宿
・「カニづくし食べ放題の夕食にのんびりゆったり露天風呂もついてパックでなんと一万円!」などというパンフレットに騙されて泊まってみたら、カニはひとり脚一本しかも冷凍のまま、風呂はぬるくて狭い鉱泉で周囲は高い柵という、言ってることとやってることが裏腹な宿。

マリスミゼル
・「不思議の国のアリス」の主人公、アリス・リデルのパチもん。
・筋肉少女帯の橘高みたいなのが数人ではしゃいでいるバンド。ロリータ18号のパチもん。ここからGacktだとかManaだとかのゴスロリを輩出したらしい。穴井や仲間を輩出した東京パフォーマンスドールのパチもんか?

モワメーム
・石炭紀中期に栄えた化石昆虫のひとつ。かつては巨大トンボ、メガネウラの幼生ではないかと考えられていた。芋虫の形のまま3メートルまで成長し、芋虫のまま幼形生殖をおこなっていたと今では考えられている。口から毒のある粘液を噴射し、これで初期両生類を捕食していたらしい。昆虫ではなく、カギムシの一種と考える研究者もいる。

メタモルフォーゼ
・変形すること。変身すること。たいがいのゴスロリ娘はこれに失敗している。

アリスアウアア
・なんだか驚愕しているらしい。

コルネット
・1956年生まれ。プロレスのファンクラブ会長から1982年、マネージャーに転身した。NWAからSMW、そしてWWFからOVFへ所属を変えながら、ロックンロールエキスプレス、ミッドナイトエキスプレス、NWA軍団などのマネージャーを勤めた。相手選手をテニスラケットで殴りつける攻撃が得意。

プトマヨ
・蛋白質が腐敗してプトマインになったマヨネーズ。マヨラーにとってはたまらない珍味。

モワティエ
・カルティエに萌える人のこと。

ジェーンマープル
・アガサクリスティの数多くの小説で名探偵をつとめる老婦人。ゴシップ好きでお節介焼きで口が悪いという、嫌われる特性をすべて兼ね備えている。どんな大きな事件でも村の中で起こった小さな事件になぞらえて解決する。シリウス星人とドゴン族の間の民族紛争から起こった宇宙論的哲学的殺人などは、どう解決するつもりなのだろう。

メイド
・ゴスロリに似て非なるもの。ゴスロリは着る側が主体であり、メイドは見る側が主体である。つまり主観と客観であり、正と反であり、陰と陽であり、矛と盾である。ここらで弁証法を適用して一気に止揚し、発展段階を超えるのが望まれる。すなわち、見る側と着る側はヤる側とヤられる側となり、そして一体化し、あうふへーべんするのだ。
・メイド駄洒落は「メイドの土産に教えてやろう」「メイド馬鹿馬鹿しいお笑いを」「メイド産業のべっぴん娘キャンディ」「メイド村正の切れ味、とくと見よ」「ごメイドう、正解です」「秘湯メイドう数々あれど、草津の湯にはかなわねえ」「日本人のメイドはメイドインジャパン」「注文通りのメイドはオーダーメイド」「錦糸町の次はかメイド」「大山メイド鼠一匹」「旦那、だいぶメイドルが上がってますね」「遠くのメイドがはっきり見える、これぞまさしく遠メイド」などなど、どれももう使われているものばっかりなので非常に書きにくい。

ロリィタ
・意味はよくわからないがロリータとは違うらしい。
・この業界、「キュゥト」とか「ラブリィ」とか「ううみゅ」とか、長音を拗音で代用することが多いらしい。やはり手が幼いで拗音だからか?
・「ィが小さい、すなわち胃が小さい、つまりこの表記は、ゴスロリやるんだったらもっと食う量を減らして痩せてからやれ、という隠されたメッセージだったのだよ!」「そ、そうだったのかぁぁ!」


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