あなたもアンチ野村になれる

其の1・野村は選手を依怙贔屓する、というイメージを植え付けよ
 一時期活躍したが今は活躍していない選手は、全員、「野村に潰された」と称せよ。
 活躍し続けている選手は、「野村教信者になった」と称せよ。
 眼鏡を掛けている選手は全員野村教信者とせよ。
 チームバッティングができる選手は全員野村教信者とせよ。
 眼鏡を掛け、チームバッティングができるにも関わらず試合に出場できない選手は、「サチヨに嫌われた」と称せよ。

其の2・野村の元では一将功なり万骨枯る、というイメージを植え付けよ
 試合に出場している選手はすべて「野村に酷使されている」と称せよ。
 試合に出場されていない選手はすべて「野村に干されている」と称せよ。
 怪我を押して出場している選手はすべて、「野村に無理矢理出場させられている。あとはクラッシュを待つのみ」と称せよ。クラッシュしなくても、知ったことではない。
 まだ怪我していない選手はすべて、「この酷使では来年はリハビリ」と称せよ。来年も元気で出場しようとも、知ったことではない。

其の3・野村の私生活を責めよ
 野村サチヨのスキャンダルをすべて野村監督の責任とせよ。
 あのスキャンダルは読売グループ主導の野村叩きだ、と言う人あらば、「野村教に毒されている」といって今後一切の論争を退けよ。負けを防ぐためである。
 あのスキャンダルはまだ南海時代に野村夫妻が何をやったか、前夫人に対し何をやったか、その一番面白い部分を隠蔽している、と称せよ。それについて自分も何も知らないことは知ったことではない。南海ホークスなどというものに対し一般視聴者が何の興味もない、などというまっとうな理由も知ったことではない。

其の4・球界の悪習は、すべて野村に押しつけよ(反論付き)
 スパイは野村が南海で始めた。ヤクルトでもやっていた。(実際は三原監督が発祥と伝えられる。サンケイアトムス時代に疑惑が囁かれ、折悪しく連載していた「侍ジャイアンツ」に逐一書かれてしまい、後世に残ってしまった)
 調子のいい選手にビーンボールをぶつけるのも野村が始めた。(内角を攻めるのとビーンボールとはまるで違う。ロッテの金田監督は「ぶつけろ!」と叫んでいた、と野村監督は書いている。これも折悪しく連載していた「アストロ球団」で取り上げられ、金田監督は木樽に命じてアストロワンの頭部にボールをめり込ませるシーンを後世に残してしまった)
 選手の依怙贔屓が激しく、球団内に派閥を作るのも野村が発祥(派閥は人間がいる限りどこにでもある。監督が構想をもってチーム運営に当たる以上、その構想に沿った選手を起用するのは当然。水原監督は長嶋、藤田ら大卒のスマートな選手を好み、馬場のような高卒の泥臭い選手は干された。三原監督は逆に高卒の泥臭い選手を好み、豊田、中西、稲尾らを育てた)
 リリーフだバントだスクイズだとせこい野球を流布し、プロ野球から豪快さを失わしめたのは野村である(時代の趨勢として野球の技術が洗練されていくのは当然のこと。カップ、ルース時代の豪快さを惜しみ、選手が小粒になったという人がアメリカにもいるが、生物学者のグールドが「フラミンゴの微笑」で論破している。一読されよ。「タイガースは豪快でなくちゃ」という人がいるが、チームあってのチームカラーをはき違えた本末転倒である。あなたは新庄のタイガースを応援するのか、タイガースの新庄を応援するのか? 私は後者の立場)

 

 ま、このくらいをマスターすれば、某有名ページくらいのものは書けます。皆様も書いて…みないほうがいいと思いますが。基地外の真似を続けていると、そのうち真性の基地外になる危険性がありますから。


戻る