トラハタ時事新報(2000年5月)


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5月7日(日)


今日の四文字熟語
 星野:自業自得
 タラスコ:自縄自縛
 田中:天変地異
 坪井:適時打無
 大豊:代打適性
 ミラー:馬鹿野郎


5月13日(土)
今日の悔しまぎれ
 残念だが今日の試合は上原のリハビリ登板。ここんとこ二年目のジンクスとか言われて参っていた上原に自信をつけさせるべく、弱い打線と当ててやったってとこで。で、その期待に見事に応えた阪神打線。上原のスライダーの見極めがまだついていませんねー。一生つかないんでしょうねー。そんなんでいいんですかねー。いいんでしょうねー。どうせ打ではみんな失格者ですから。ヨソ行けば守備要員がいいとこの選手がクリンアップ打ってるんですから。タラスコはひどいですねー。あんなに内角が苦手だったんですねー。内角に呪われてますねー。そのため初球のど真ん中を見逃してますねー。去年のジョンソン、ブロワーズに呪われてるのかもしれませんねー。

広島は出戻り外国人を獲得
 故障者に悩む広島は、以前広島で打点王となり、年俸が払えずにダイエーに放出したロペス選手を再度獲得することを発表した。むろんぐっとお安い値段で。この手はオリックスが使ったことがある。ニールを一旦解雇し、年俸を下げてから再度獲得した。サケなんかは放流して大きくなって戻ってきたところを捕まえるのだが、その逆のこういうのはなんというのだろうか。「貧乏人の放流」「値切り放流」「店晒し放流」ううむ、どれもぴったりこない。


5月14日(日)


いろんな意味でチーム再編成が必要:阪神2−3読売
 新庄の本塁打とタイムリーで二点を先制し優勢だった阪神だが8回、松井の本塁打1点に抑えていた星野が捕まった。二死からマルティネスに意味のない四球を与えて仁志に二塁打を打たれ降板。この「四球から自滅病」が癒えない限り星野に3勝目はない。
 星野に代えて福原を送り、「球速差20キロの継投だ」と悦に入る阪神ベンチだったが、そもそもイチ、ニノ、サンで何も考えず打てる速球派は読売打線の好むところであり、「速球って言ったって、160キロ投げるわけじゃあるめい」とばかりに元木に見事に弾き返され逆転。その後もハートキー、新庄の連打で逆転のチャンスは作るものの広沢が案の定凡打でおしまい。徒にジャイアンツ首位の引き立て役を演じた。
 抑え失格のミラーに代えて福原を抑えにしようという阪神の構想ではあるが、福原は去年も一流半の抑えであり、一流に達する見込みは薄い。やはり福原は一流の先発として全うし、抑えは葛西にでもやらすのが如何なものか。あと打線はタラスコの負傷により逆にハートキー・新庄の三・四番が決まった感もある。五番は桧山か。二番は平尾の復帰を待つしかない。田中に代役をやらせるという手もあるが。ゼブラ、広沢、君たちに居場所はない。とっとと出ていけ。


5月16日(火)


ヤクルトスワローズファン感謝デー:阪神1−4ヤクルト
 これまで四連勝していたのを申し訳ないと思ったか、野村監督はこの試合ヤクルトへのサービスに徹した。五番広沢が3タコで打線を分断し、カツノリまで登場して三振のおまけ付き。監督の心情も知らぬ新庄ひとり本塁打で気を吐くが、所詮そこまで。9回にはミラーが登場して2点を献上し、リリーフ高津に「3点リードして1イニング登板」という、これ以上ない楽なセーブを与えた。それにしても、ミラーはもう使いものにならんな。

井川の新記録
 14日のウエスタンリーグ中日戦で、一イニング三暴投、一試合四暴投を記録した。どちらも日本新記録。ああ、これではいつまで待っても一軍にやってこないわけだ。


5月17日(水)


野村監督・今日のイヤミ
(今年の阪神について)「去年は勢いで勝った試合が多いが、今年は先発が安定している。それに大きな連敗もない」(6連敗じゃまだ「大き」くないんですか? 目指すは13連敗? しくしく)
(打撃不振について)「打線も外国人の不振があるが、新庄がカバーできそう」(それは、「新庄以外頼れる奴がおらん」ということでは? しくしくしく)

9回にくそ馬鹿エラー3連発で最下位独走体制:阪神0−3ヤクルト
 いよいよ本領発揮。いいぞー。もっとやれやれ!(ヤケクソ)

タラスコ二軍落ち(日刊スポーツ)
 タラスコもあれだが、それでも上がって来れないバトルっていったい……(昇格は濱中)
 ま、これで、二軍は両外国人の活躍で優勝は確実ですな。

安達智次郎、打撃投手として復活(日刊スポーツ)
 昨年、「サイドに転向しろ」「シュートを覚えろ」など、ノムさんにさんざんオモチャにされた挙げ句、弊履のように自由契約にされた元阪神の安達が、打撃投手として復帰することが決まった。新庄を戦力として期待せざるを得ないなど、今年はオモチャが少なく、無聊をかこっていた野村監督の「アイツはどうしてるんや」という発言から採用が決まった。採用時の会見でも野村監督は、「まずその茶髪をなんとかせい」と、いきなりイジリモード全開。


5月18日(木)


ミラーマンの歌:阪神3−4ヤクルト
 ボロ負けの試合とともに立つ影は
 ミラーマン
 連打の嵐を通り抜け
 今だ! フォークを投げろ! ボールだ!
 ミラーフォークで押し出しだ
 出てくんな ぼくらのミラーマン

 総崩れの投手のあとに立つ影は
 ミラーマン
 四球とヒットを織り交ぜて
 今だ! 江藤にぶつけろ! 頭だ!
 ミラーシュートが柵越える
 出てゆけ ぼくらのミラーマン


5月19日(金)


またもくそエラー3連発(メローニのポップフライに新庄突っ込まず安打に→石井のポップフライを今岡落球→波留のファールフライを広沢捕りに行かずその後ヒット打たれる→鈴木の3ランでとどめ刺される)で対横浜17連敗:阪神5−10横浜
 「抑圧」という言葉が「新庄」に見えてしまったら、人間おしまいです。
 「禮」という言葉が「大豊」に見えてしまったら、人間おしまいです。
 「激高」という言葉が「橘高」に見えてしまったら、人間おしまいです。
 「併殺」という言葉が「広沢」に見えてしまったら、人間おしまいです。
 「中込」という言葉が「若手潰しのごく潰し」に見えてしまったら、中込もおしまいです。引っ込めデブ。

ついにミラーも二軍落ち(日刊スポーツ)
 そして交代昇格は藤川球児。ハンセルは何しとる。
 もうこうなったら読売の趙と日ハムのフランクリン獲得希望。

ここらで真面目に打線について考えてみよう
 現状のベスト打線はこんなもんか。
  1番 レフト 坪井
  2番 サード ハートキー
  3番 センター 新庄
  4番 ファースト 大豊
  5番 ライト 桧山
  6番 キャッチャー 矢野
  7番 セカンド 和田
  8番 ショート 田中
 和田と田中に下位でチャンスを作ってもらい、坪井から新庄まででなんとか得点するという、実は4番から6番までには期待していないというチクワ打線。4番大豊は適任ではないと思うが、とにかく新庄が4番で広沢が5番だと新庄が敬遠されるだけ。大豊を4番に置いておけば、いちおうの脅しくらいにはなるかな。桧山は打つ方ではタラスコと互角なんだが(でも飛距離が落ちたねえ)、守備の安定感ではケタが違うので、早くタラスコに戻ってきて欲しい。矢野は捕手としての重責を考えると、クリンナップは避けたいところ。昇格した濱中が直球を打てるようになっていれば、ハートキーと競り合えるんだが、無理だろうな。今岡と広沢はいらん。たとえ今日打ったって、あんな守備じゃマイナスの方が大きい。


5月21日(日)


苦しまぎれの継投でようやく連敗脱出:阪神1−0横浜
 進藤は足を痛めて今日もスタメン落ち。駒田は二千本安打を目の前にして干されている。初回に波留が足を痛めて田中に交代。2回に矢野がどこか痛めて河原に交代。五回には寝違えが悪化してローズが交代。お前ら、これで勝てなかったら勝つときないぞ。
 しかしながらわずか五安打の貧打線。辛うじて田中のタイムリーで挙げた一点を、実数六人のべ八人の投手リレーで辛うじて守りきった。最後は葛西と遠山が代わりばんこに投手と一塁に入る苦肉の継投策。これで連敗を6、対横浜の連敗を14で止めた。

 「阪神タイガース名鑑2000」を掲載しました。


5月23日(火)


星野は四球がなけりゃ援護もなし:阪神1−0中日
 それにしても獅子身中の虫というか、ババ、ブレーキ、馬鹿、ごくつぶし、役立たず、オミソ、寄生虫が打線に三人もいれば、そりゃ点が取れるはずもなく。
 むろん広沢、桧山、今岡の三人のことです。この三馬鹿はまったく期待できない。ぜんぜん期待できない。まるで期待できない。徹頭徹尾期待できない。ホームランは夢のまた夢。ポテンヒットすら無理。バントすらできない。振れば必ずボール球。見逃せば必ずど真ん中。勝負所でやる気のない三振。たまに当たればゲッツー。ひどすぎる打者。チームの士気を落とす元凶。どっかでのたれ死にでもしてくれゴミども。三害虫。
 あれに比べれば大豊はまだマシです。当たる確率は同じくらいとはいえ、大豊は当たればホームランがある。広沢や桧山は当たっても外野の定位置。この違いは大きいです。六番か七番に置いて、まかり間違えば一発があるよ、と脅すカカシくらいにはなる。かつてのジャイアンツのトマソン、スワローズのミューレンの役回りですな。大豊をファーストで固定しましょうよノムさん。しかし桧山はタラスコの、今岡は平尾の復帰を待つしか追い出せないか。

そして誰もいなくなった外人(日刊スポーツ)
 ラミレズが右太もも痛で登録抹消。ハンセルは夫人の出産で帰国中。ミラーは度重なる救援失敗で自信喪失し二軍落ち。タラスコは脇腹と内角の弱点を痛めて二軍落ち。バトルは二軍で大リーガーの実力を見せつけている。これで開幕時の外国人選手は一軍から絶滅し、残るはハートキーひとりとなった。阪神における外国人選手の半減期、ざっと20日。

ガルベスと清原になんか手を出しませんってば(夕刊フジ)
 ガルベスに読売が厳しい態度をとれないのは、退団させて阪神や横浜に入団され、大活躍されるのが嫌だなんてこと書いてるけど、あんな狂犬みたいな奴いりませんってば。あと、清原移籍の噂もあるけど、若手の悪い見本は中込でたくさんです。


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