トラハタ時事新報(1999年12月)


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12月1日(水)


 えっと、あまりネタがないので、yahoo!の野球ボードからネタを拾ってみました。
元木掲示板は話題騒然(yahoo!野球掲示板)
 フジテレビの番組で元木選手が女子アナを苛めているのを見た人が、「立場が下だと思って陰湿なイジメ。人間性を疑う」と発言したのをきっかけに、出るわ出るわ。悪評ばっかり。サヨナラのピンチで長嶋監督が選手を集めて言ったことに吹き出すとか、集音マイクに「柏田ケツでけー!」などと小学生以下のことを叫ぶとか、あいつのスライディングはベースでなく選手めがけてやるとか、上宮時代は練習を抜け出しては草むらで女とヤッてたとか、「緩急」を「あたたきゅう」と読んだとか、「意気揚々」を「いきあげあげ」と読んだとか、「アメリカの首都は?」という質問に「ヨーロッパ!」と答えたとか、つきあっている女も大石「パンピーは私に近寄るな」恵、大神「たけしも入った熱湯コマーシャルだが、私は特別だから拒否」いづみと性格最悪の女ばっかりで似たもの夫婦だとか、さすがの巨人ファンも申し開きできない話題満載。擁護派がまるでいないところが凄い。

「清原の悩み相談室」(yahoo!野球掲示板)
 これはセンスあるなあ。ノムさんの悩み相談室より、ずっと面白い。

工藤入院?再起不能?
 まだ未確定情報なのですが……ダイエーをFAした工藤投手が入院したとか。元はスポニチメールらしいのですが、テレビでも流れたとか。なんでも車椅子で両手両足に包帯を巻いていたのを見た人がいるという。交通事故説と、ヤクザによる制裁説が飛び交っていますが、なにせ確報がない。
 まあ確かに、あののらりくらりした交渉駆け引きには全員怒っていましたからねえ。制裁だとしても、ダイエーファンの博多博徒、センイチの刺客、読売グループの意を汲んだ稲川会系ヤクザ、桑田と清原に依頼された山口組系ヒットマン、どれが手を出したのやら。
 いや待てよ、「お前も駆け引きしようなどと考えたらこうなるぞ」という、江藤への脅しとして広島ヤクザ、もしくはノムさんゆかりの会津小鉄会系ヤクザという可能性も。
(工藤問題続報)二日、工藤は福岡県久恒病院に入院していることが明らかになった。病院によると「怪我でなく病気治療中」というが、病名も公表せず、やや怪しげ。だいたい、ゴルフ帰りに病気で入院するか?
 それに久恒病院は外科・整形外科の病院。内科はない。「病気」というのはその点からも説得力がない。肩や膝のスポーツ医学では有名な病院らしい。工藤の行きつけの病院にかつぎ込んだ、というところか。それならガードは堅いわな。
(更に続報)久恒病院は工藤の入院理由を「ゴルフでかかとをすりむき、また両手にまめが出来、それが化膿したので入院した。またFA報道に疲労気味だった」と説明した。しかしそれが病気なのか、疑問はなお残る。ただ最後の部分が本音で、「報道陣から逃げるため仮病で入院」というのなら納得。むかしの総理大臣がよくやったやつだ。


12月3日(金)


星野に弟子入り志願続々(日刊スポーツ)
 阪神入りが決定したオリックス・星野投手に、早くも今年のドラフト二位・吉野、ドラフト三位・岡本が弟子入り志願。要するに遅い球でいかに勝負するか、そこを学びたいということ。己を知っているといえばそれまでだが、こんな選手誰が連れてきたんじゃオラ!とスカウトを怒鳴りつけたくもなる。

石田マジック塩谷に炸裂(日刊スポーツ)
 「契約更改の魔術師」としてすっかり知名度がアップした石田編成部長。今回は塩谷との交渉で本領発揮。塩谷が500万円アップの1500万円を主張するのに対し、球団は1300万円を主張。この200万円の誤差に、石田は「一億円プレイヤーなら誤差の範囲だが、キミのような一千万円程度の選手には大きな差だ。上げるわけにはいかない」と発言。これに塩谷は「金額そのものに何の差があるんですか!」と激昂し決裂。いやはや、逆鱗に触れるのでは天下一品ですな。

イチローが福島弓子と結婚(日刊スポーツ)
 福島弓子は元TBSのアナウンサー。三十三歳。元木とつきあっている元日テレの大神いずみが「スーパージョッキー」の熱湯コマーシャル入湯拒否で有名なのに対し、福島弓子は公録途中に興奮したチンパンジーに糞をひっかけられた事件で有名。


12月5日(日)


 工藤の入院は休養&目立ちたがりのインチキ入院だったらしいし、江藤はまだウジウジしているし、平穏な日曜日。
「江藤よ、断るなら断るで早くしてくれ!」(日刊スポーツ)
 優柔不断な江藤に阪神首脳陣がキレる。野村監督が「どっちでもええから、早く決めてくれんかな」と言えば、高田社長も「外国人獲得の都合もあるし、早く決めて欲しい」と援護射撃。江藤の存在が来期の阪神の50%を占めるという阪神の実状と、もはや江藤が来てくれるとはどちらも思っていないところが涙を誘う。
 ファンもすっかり諦めていて、「この状況、太田裕美の『失恋魔術師』そのものだね」などと能天気な発言。江藤につきまとい囁くだぶだぶ背広の野村監督を想像して青ざめてしまったぞ。
 ちなみにその他の太田裕美見立てには、
 広沢選手……「赤いハイヒール」
 上原選手……「木綿のハンカチーフ」
 カツノリ……「しあわせ未満」
 大豊選手……「九月の雨」
 藪選手……「シングルガール」
 大豊選手……「さらばシベリア鉄道」
 新庄選手……「君と歩いた青春」
 大豊選手……「ロンリー・ピーポー」
 大豊選手……「たんぽぽ」

 「トラハタ」に、「ときめきセントラル2」を追加しました。


12月7日(火)


よりによって江藤読売入り
 チャンスになるとビビってゲッツーを打つ癖のあった江藤、今回もプレッシャーに負けたか熟慮の末最悪の選択か。横浜の監督&選手からは「なんだかんだ言って、結局金かよ!」と愛想を尽かされ、中日の星野監督からは「ワシが一度嫌ったら、徹底的にやるからな」と鉄拳宣言まで飛び出す。阪神ファンになんて言われているかは、言わずもがな。とりあえずこんな江藤が球界に及ぼす効果を予測すると、
1)江藤に33を譲った長嶋監督がタンスの中から古びた3のユニフォームを引っぱり出し、徳光とテリー伊藤が感涙にむせぶ。
2)江藤にポジションを奪われた元木が親分の清原にチクり、清原のベンチ内イジメになす術もない江藤は神経性胃炎で五月頃リタイア。軌を一にして読売連敗が始まったので江藤がその年のV逸戦犯として裁かれる。ところが江藤に代わってサードに入ったのは元木でなく後藤。「江藤じゃないよ後藤だよ」とはしゃいで好プレー珍プレー特別賞を受賞。
3)西武から入団した田辺がまったく注目もされず一軍にも上がれぬまま来期オフ退団。再来年はロッテでレギュラーを務め二割六分をマーク。
4)猛烈打線を形成しそこねた横浜は「こうなったら先発投手陣の充実だ!」とメイを獲得。こいつがなぜか阪神から六勝をマーク。
5)阪神は「エトーを待ちながら」待ちぼうけている間に、有望なアメリカの三塁手もすべてどこかの球団に取られてしまい、やむなく間に合わせで獲得した選手は当然働かず、濱中を起用したら三振ばっかり、塩谷を起用したら骨折ってリタイア、やむなく広沢を起用したらエラーが増える増える。そのため、来期七勝一三敗に終わった藪が契約交渉で「エラーのため勝てなかった試合が五試合はあった。ダウンには納得できない」とごね、FA宣言して横浜へ移籍。再来期に阪神からだけ五勝を挙げる。
6)人的保証で広島に移籍した平松、川中、斉藤が大活躍。平松は左のワンポイントとして松井、高橋、大豊らを完璧に抑える。川中はショート東出と二遊間を結成し鉄壁の守備を誇る。斉藤は緒方、金本と一二球団最強外野陣を再結成。これで広島は一躍Aクラスに躍進。
7)星野監督の鉄拳宣言を受けて移籍早々の佐野と小池が江藤にビーンボール。忠誠を形で表し、これでチーム一丸となって中日はV2へ躍進。ニューヒーローの佐野、小池談「何でもないことですよ。近鉄でも監督によく命令されてましたし……」

 ……ということで、貧乏くじを引くのは阪神だけのようです。しくしく。

江藤の代役、アボットでは無理(日刊スポーツ)
 江藤の読売入りで「四番サード」が空位になった阪神は(そんなもん空位にするなよ)、獲得に乗り出していたカート・アボット内野手(ロッキーズ)も白紙に戻した。理由は、「三振が多く、四番を任せられる大砲ではない」とのこと。代わってブリュワーズの故障持ち(97年に肩と足を壊した)、守備下手(今年はファーストしか守っていない)というシーン・ベリー選手を検討とか。……あのう、アボットを、当初何に使うつもりだったのですか? 塩谷の控え?

石田管理部長、吉田に謝罪(日刊スポーツ)
 前回の契約更改の場で「便利屋だから給料はこんなもん」と吉田を決めつけた件について、石田管理部長が謝罪。そうだよ、石田。偉いぞ。な、謝ったあとは気持ちいいだろう。な。過ちを認める勇気が、人間には必要なんだ。な。え、これで機嫌を直させて、結局前回提示額でサインさせたから大儲け、頭なんかなんぼでも下げる? はっはっは、石田、こいつぅ。


12月9日(木)


広沢に背番号31(日刊スポーツ)
 なんでまた。しかも、あの読売さえやらなかったサードを守らせる考えもあるとか。どうも阪神球団は、アボット選手やベリー選手でも分かるように、「生涯に一度でもサードを守ったことのある選手は三塁手」だと考えているらしい。烙印か入れ墨のようなものか。松井、再来年阪神に来れば絶対サードだぞ!

ヤクルト田畑を獲得か(サンケイスポーツ)
 起用法に不満でトレードを訴えていたヤクルトの田畑投手に対し、若松監督も「要するに、オレが嫌いなんだな」と被害妄想たっぷりのコメントで引き留めせずを明言。トレード要員とすることが決まった。野村派だっただけに阪神にトレードを打診する可能性が高い。

 「ネットアイドルかっちのぺーじ」を作りました。しかし野球ネタですらないなこれは。


12月12日(日)


「とうとう工藤が巨人入りしましたね」
「お前、ここでも漫才するつもりかよ!」
「今日という日を狙ってたんですよ。あいつ目立ちたがりだから」
「会ったこともない人の性格を勝手に決めるなよ!」
「『明日は新聞休刊日だからな、今日中に決めないと……』とか言ったりして」
「そんなこと言わねえよ!」
「『よし、チェチェン情勢は平穏……雅子さま関係は動きなし……オウムも法の華も何もなし……神奈川県警も今日はお休み……よおし、明日は大きなニュース何もなし!』なんて、指さし確認したりして」
「工藤は新聞のデスクかよ!」
「それですっかりジュビロの優勝に負けてやんの。ばっかでー」
「いいじゃねえか負けたって!」
「まあ、入ってしまったものはしょうがないですからね、あと頑張って」
「そうそう、エースとして活躍してほしいですね」
「いや、巨人軍の内部をめちゃめちゃにしてほしいですね」
「するなよ!」
「桑田や斉藤に『斉藤さん、年俸いくら? ……ふーん、ボクの三ヶ月分かぁ』なんて言ったりして」
「それじゃ、ただのイヤミ野郎だよ!」
「槇原には『へーぇ、バラ十七本で引き留められたのかぁ。名古屋人のクセに無欲だねえ。ボクなんか一億円入ったジュラルミンケース十七個で……』とか言って」
「そんなこと言ってたら、巨人はムチャクチャになっちゃうよ!」
「江藤も調子に乗って、『清原さん、ホームラン去年何本? へーぇ、それっぽっちでボクの半分の給料をもらうなんて、貰いすぎですねぇ。半分返したら?』なんて」
「やめろぉ!」
「そのうち、なぜか小宮山まで登場して、桑田と元木に『早稲田を落ちたようなヤツは、ボクと対等のつもりで話さないでほしいなぁ』って」
「いいかげんにしろ!」

ピンク・レディーの「ジパング」の節でどうぞ。

この世の この世の楽園
夢に 夢に見るのなら
上原 二岡 佐藤 工藤
東へ 東へ廻れ 一二三四五年
もしも もしも もしも もしも

必ず行ける ゴリ押しすれば
ミラクル・ジャイアンツ

Giants Giants 信じなさい
Giants Giants 長嶋を信じなさい
キラキラ キラキラ まぶしい
夢の密約 黄金球団
Giants Giants まぼろしが
Giants Giants 
その時あなたのものになる

ジャイアンツ ジャイアンツ ミラクル・ジャイアンツ

不思議に 不思議に四番打者は
果てなく 果てなく続く
広沢 石井 清原 江藤
二千と一年過ぎて 野球やってたくないなら
もしも もしも もしも もしも

必ず貰える 夢のような高給
ミラクル・ジャイアンツ

Giants Giants 信じなさい
Giants Giants 長嶋を信じなさい
ユラユラ ユラユラ やさしい
ベンチで座る ぬるま湯の日々
Giants Giants レギュラーは
Giants Giants 
その時あなたのものじゃない

ある時それは 突然見える
ミラクル・ジャイアンツ

Giants Giants 忘れるよ
Giants Giants 長嶋は忘れるよ
エースと四番の確約
怒号と罵りに満ちた烙印
Giants Giants 悔恨は
Giants Giants
その時心によみがえる
ジャイアンツ ジャイアンツ ミラクル・ジャイアンツ


12月14日(火)


 やあ皆さん、お元気ですか。読売球団やマスコミの卑劣な手段にも私たちは負けません。そうですね。皆さんも。最高ですか?
 そうですね、万物の根本は天行力です。いいですか、その天行力さえ身に付けば、すべてうまくいくんです。カツノリが使える選手のような気がするんです。タラスコが江藤と匹敵する選手のような気がしてくるんです。ラミレスがローテーションに入りそうな気がしてくるんです。ハンセルがリリーフエースになりそうな気がしてくるんです。広沢がサード四番で三十本打ちそうな気がしてくるんです。天行力にできないことはありません。大丈夫です。阪神は最高です。
 ノムさんもブチ切れて「工藤はバカ」とか「江藤の目は死んでいる」とか見たまんまのことを言ったらしいですね。当然です。余計な頭でバカなこと考えちゃったんだね。最悪です。あの二人は悪行のために天行力が切れているんです。前世の悪因縁もあります。餓鬼界に墜ちているのが私には見えます。あと三ヶ月の寿命です。もう治りません。駄目です。いいですか。
 矢野、遠山、坪井、塩谷、みんな保留らしいですね。感謝の心を持ちなさい。活かしてもらっているという感謝の心があれば、たとえ年俸百万円でもすがすがしい気持ちでプレーできるんです。あ、でもウチへのお布施はケチっちゃ駄目だよ。天行力が途切れるからね。
(虎の華講演録より)


15Th, December, 1999


●球界の迷主だと自任するにも係わら否、読売自慰暗津が、JhapaneのBasheballの決まりを破り、更に、アキレハテルorキチガイ寺巳多行為で有識者の怒りを買って有るの可?!
 (A) (1)長嶋監督が最初に口走った通り、工藤はstart可ら弁護士を連れ、裏取引を行って居た。
   (2)其れが暴露される弥、インチキの診断書で入院(其のタメ入院出来ない難病患者が居たコトを忘れ留名!!!)
   (3)更にmerikenにまで迷惑を掛け、or「アテウマ」として駆け引きの具として扱否、
   (4)easy or 馬鹿でも解かるクサイ村芝居で「誠意に感動した」などとホザク、
   (5)「駆け引きは嫌い」名乃派「他人の駆け引き」ダケ、自己が駆け引く乃派大好き、
   (6)stooker紛ヒの長嶋を悦ぶ馬鹿andタワケな奴ナドイルモノカ、ミナ裏取引サ、
   (7)トマア斯くなるゲスさ加減で天下の恥晒しと成ったノデアリマス!!!!!!!!!

 (B) (1)「33番を譲る」「敢えて困難に挑む」等々、子供騙し乃台詞に誘われたフリで茶番劇を演じている江藤は、その幼稚さ三歳の童子にも劣るとオッシャルノデショウカ?!!!!!
   (2)「所詮は金」と横浜選手にも断罪され、惨めな醜態を晒シテイル江藤は、
   (3)「金から離れているからスポーツは素晴らしい」と筑紫哲也に言わしめ、sportsmannトハ言絵名居人と成りサガリ、
   (4)「FAに頼った補強は脆弱な体質を助長」トマデ二宮清純氏にマデ心配or断罪されるテイタラクで、お笑いダネ!!!!!!!!

 (C) (1)日本を Lead 死手射る殿下悪名高胃 「 報知 」 蛾 「メイ入団 」 出羽、何処迄「復讐」奈留用語迄使用死名蹴場出来名居可、否可 ?!?!?!
   (2)メイの逆恨みをソノママ本気に馬鹿andマヌケなマスコミの鵜呑み記事を書く記者様のprideは、何処にアルノデショウカネ ?!?!?!
  相も変らず読売groupは無知 and クソマヌケダヨネ !
(トライフスペース広報より)


猛虎紀15年2月1日
(旧西暦1999年12月16日)


食民ナベツネ一族に死を!
 いま野球界を、たったひとつの集団が壟断(ロウダン)している。それは渡辺恒雄をトップに戴く読売グループである。野球を食い物にして私腹を肥やす、まさに「食民人種」である。この食民一族によって野球界が支配された結果が、審判の腐敗であり球団の腐敗であり、選手の腐敗であり、相次ぐ審判の誤審であり、ファンを離れて選手獲得に狂奔する醜態であり、つまるところ野球の破壊である。日本のありと凡ゆる所から吹き出しているあらゆる種類の悪の根底には常にこの食民一族の暗躍があった。彼等はファンから集めた金を自分たち一族の繁栄のために用いて来たのであり、その蔭でファンは野球を楽しむ権利を奪われて来たのである。
 彼等の力の源泉はファンから集めた金にある。ファンが野球場で支払う入場料、ファンが試合をテレビ観戦することにより手に入る広告料収入、野球を餌にして買わせる新聞の購読料等々の全ての金が彼等食民一族支配を支えるために使われて来た。こういったファンの金こそ彼等寄生虫の血であり栄養であった。
 彼等の支配を終らせる最良最大の手段が、ファンが自分たちの支払った金を回収することにある。まず野球を見に行くことをやめること、試合をテレビで見るのもやめること、そして最大の効果を現すのは読売新聞の購読を止めることにある。ファンが金を払うのを止めれば読売グループは忽ち潰れる。そして血液を失った敵は忽ち滅びる。我々阪神皇朝が権力を握った後に真の球場、真のテレビ局、真の新聞を設置すればよい。
 また食民ナベツネ一族に協力した者も同罪である。鹿内一族のフジ・サンケイグループ、正力松太郎の時代から読売グループと共謀して腐敗を進めてきた自民党政権、官僚組織(特に警察官僚)、等々の組織も資産と財産を没収し、奴隷階級に落とす予定である。
 我々はザインとダキのエネルギーにより力を与えられている。東京に大地震を起こし、食民人種どもの政権を転覆する予定である。カタカナで予言を統一したから今度は大丈夫である。

(野球帝國阪神皇朝 虎玉師がご執筆されたインターネット用の御論文より)


12月20日(月)


 みんな、どんなに辛いことがあっても宗教に走っちゃダメだよ! 約束だぜ!
石田管理部長「査定ミス」発言に藪激怒(日刊スポーツ)
 「今までは査定を低く見積もりすぎた。見直して上げました」なんて言われたら、そら怒りますわな。「間違った査定で一発サインした俺はどうなる! もう一度やり直せ!」って、そりゃ言いますわな。ゴネ得天国だもん。石田さん、野球を知らないと思ってたら、どうやら人事の要諦も知らないようです。これを言ってはいけない、という知識もないようです。なぜに部長。

藪、中谷、金沢が食事教室(デイリースポーツ)
 中学校の少年野球教室に三人が行って、「僕たちみたいになるには、好き嫌いなく、ご飯は全部食べること」と挨拶したそうな。百人以上の子供達は一斉に「あんたらみたいにはなりたくない!」と大合唱が起こったのは当然か。それにこの三人、野村監督から「メシ食っとんのか? いつまでも細っこい身体しやがって。肉を食え肉を」と言われ続けている身ではないのか。「あんたらには言われたくない!」のシュプレヒコールも道理か。

藪、スロー調整志願(デイリースポーツ)
 藪三連発。安芸キャンプでの調整について、「阪神は第一クールから捕手を座らせて投げる。これまでみんなに合わせてきたけど、それでみんな失敗しているから、今年はもっと遅くする」と宣言。やはり前半そこそこ、後半ダメダメの自分が戦犯扱いなのに対し、前半はベンチで寝ていて、後半だけ活躍した大豊が救世主扱いなのに発憤したか。星野が大車輪で疲れ切った後に登場し、「オールスター後のエース」を狙うつもりか。


12月23日(木)


外国人野手獲得は大詰め
 投手ではミラー、ハンセル、ラミレス。野手ではタラスコ外野手が決定。あとは江藤の身代わりのサード。22日にはロッキーズのカート・アボット、アスレチックスのスコット・スピージオの身分照会を行った。この二人のどちらかに決定すると思われる。
 アボットは以前紹介したのでスピージオを。1972年生まれの二十七歳。右投げ両打ち。97年に14本の本塁打を打って以来、常に十本前後の本塁打を打っている。99年は89試合に出場し2割4分3厘、33打点、8本塁打。102キロの巨漢故か盗塁はゼロ。
 問題は守備。99年はサードを31試合守ったが、失策4。「サードもできる」という程度。セカンドが本職で通算300試合守っている。サードは通算37試合。どうしてセカンドばかり集めるのだ、阪神フロントよ。


12月29日(水)


フロント改革失敗(日刊スポーツ)
 四年連続外国人選手途中帰国(日本新)など失態続きの渉外部門にテコ入れすべく、ダイエーから池之上スカウトを獲得。でもダイエーって、だれかいい外人選手、取ったっけ? 近鉄か横浜の方がいいと思うんだが。
 さらに編成部から渉外部を独立、野崎常務が最高責任者となった。その補佐役とするため、池之上氏を獲得したはずなのだが、電鉄本社の反対でオジャン。結局、三宅営業部課長が補佐役の課長となる。なんだ、結局現場を知らない素人さんばっかじゃないか。これじゃ結果は見えてるな。とほほ。

新庄に金髪禁止令(デイリースポーツ)
 ハワイに行ったと思ったら扁桃腺を腫らして帰国したりと、相変わらず子供のような新庄くん。フロントも流石に心配したのか、正月からフロリダに向かう同選手に、「向こうでは運転禁止。金髪女性とねんごろになるのも禁止。リハビリに専念せよ」とまるで遠足の子供に言うような注意事項を申し渡した。ま、新庄のキャラクターがアレだから仕方ないか。

当局が選ぶ99年阪神十大ニュース
1・野村監督就任、前半健闘するも最下位
2・中谷の網膜負傷、山村の自律神経失調症と二軍で不慮の事件続発
3・世紀の大誤審、メイ”踏んでない”事件
4・野村監督の扱いにメイ激怒、瓦版バラまいて読売移籍
5・遠山大活躍でカムバック賞受賞も査定に激怒
6・前代未聞の「査定間違ってました」石田部長平謝り事件
7・野村監督の扱いに大豊激怒、暴言で一ヶ月の謹慎
8・FAのオリックス星野投手が移籍、早くもエースの座確保
9・敬遠球を打ったヒーロー新庄、「明日も勝ちます!」発言で四連敗
10・下手くそ審判に激怒した野村監督、暴言吐いて野球生活初の退場
次点・球団ワーストタイの十二連敗
 なんかやたらに激怒の多いシーズンでした。来年は良い年にしたいものです。


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