16.脳天気にヤバイ

 ヤバイ。ユウナヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
 ユウナヤバイ。
 まず馬鹿。もう馬鹿なんてもんじゃない。超馬鹿。
 馬鹿とかっても
「サイファー20人ぶんくらい?」
 とか、もう、そういうレベルじゃない。
 何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。サイファーとかシーモアとかを超越してる。無限だし超馬鹿。
 しかも増長してるらしい。ヤバイよ、増長だよ。
 だって普通は主人公は増長しないじゃん。だって自分の代わりのキャラがだんだん偉ぶったら困るじゃん。ユウナ様とかいったら感情移入できないっしょ。
 主人公が馬鹿になって、レベル1のときは戦闘してればよかったものを、レベル3の時はコンサートの準備を強制させられるとか泣くっしょ。
 だから主人公とか増長しない。話のわかるヤツだ。
 けどユウナはヤバイ。そんなの気にしない。増長しまくり。ガガゼトの貧乏人とか、喧嘩してる宗教団体とかかき集めてコンサート開くくらい増長。ヤバすぎ。
 無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、ユウナより増長してるのはナニよ?」
 って事になるし、それは誰もわからない。わかりたくない。ヤバイ。誰にも分かれないなんて凄すぎる。
 あと超寒い。ギャグが寒い。戦闘に入った途端「こんにちは!」って何なんだよ。「ユリパ!」ってナメてんのかよ。約1ケルビン。芸人で言うと山崎邦正。ヤバイ。寒すぎ。ボケる暇も与えられずカットされる。怖い。
 それに超何も無い。FFXのマップをそのまんま使ったものだから、広いマップでなにもすることがない。超ガラガラ。それに超のんびり。100階とか平気で出てくる。
 ダンジョンが100階て。小学生でも言わねぇよ、最近。
 なんつってもユウナは馬鹿力が凄い。FFX−2のシナリオも平気だし。
 うちらなんて新エボン党とか青年同盟とか、たかだかサイドストーリーで出てきただけでも疑ったり、真意を探ったり、ちょっと試したりするのに、
 ユウナは全然平気。ルブラン一味さえ信用して扱ってる。凄い。ヤバイ。
 とにかく貴様ら、ユウナのヤバさをもっと知るべきだと思います。
 そんなヤバイユウナに惚れているアニキとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。


戻る