私の生まれは1953年、ビルゲイツは1955年.会ったことは無いけれどずっと友人の様に思っていた. 大学生のころ実習でアセンブラやフォートランなどをさわっていて手続きの煩わしさを感じていた. そんな中BASICインタプリタを知った. 昭和53年大学を卒業して大阪鉄道病院で研修を始めた.パーソナルコンピュータが発売されていた.プログラマブル電卓よりもっと長いプログラムを書くことができる. 

TRS-80というコンピュータを思い切って買った.統計や推計の計算ができることが楽しかった. 持ち運びができるコンピュータ発売され出張さきの病院でも家でも使うことができた.キーボードを鍵盤代わりに音を出して喜んだ.

子供にもコンピュータってこんなおもしろいものだと伝えたかった. 

その後パーソナルコンピュータはパソコンと呼ばれどんどん発展して行く.

使うパソコンには”MS-DOSは米国Microsoft Corporationの登録商標です.”

”Windowsは米国Microsoft Corporationの商標です.” この言葉はずっと自分の呪文みたいなものでそれに支えられて暮らしている. 

MS-DOSとBasicからWindows3.1,95,98,Me,2000,XPと発展をしていった.マウス、ハイパーテキスト、グラフィック表示GUI、日本語表示、かな漢字変換、TCP/IP、モザイクを基にしたインターネットエクスプローラ、表計算、USB、イベントトリブン、プロパティー、Form、ウィザード MediaPlayer  などなど.

 あたらしい技術を作ったり、買収したり、模倣したりしながらWindowsのなかに取り込んでいった.

 コンピュータの専門の知識が無くても自然な考え方でアプリケーションを作れることを残しながらWindowsをつくりあげてきた.いろんな分野の人に低コストでコンピュータ技術を提供することができた. すばらしいことだとおもう. 通信技術の発展でそれがセキュリティーやウイルスに対する欠点ともなっている. 今なお、Windowsは欠点をつかれながらも発展し続けている.

 先週新しいWindows Vistaのβ判のディスクを注文した.まだ送ってこない。

ビルゲイツ在任中最後のWindowsになる. Windowsは彼の思想そのものであり、それをより早く知りたいため注文した. Windowsを使わない日は1日もない. 彼に大変感謝している.  

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