資格試験突破の心得
試験の申し込み
最近ではほとんどの資格試験でインターネットでの申し込みが出来る。支払いもコンビニなどで出来る資格試験もあり、申し込みは以前に比べて格段に簡単に成った。
試験会場は、申し込み順に振り分けられるので、申し込みの日程をあらかじめ確認しておいて早めに申し込もう。
インターネットでの情報収集
試験についての情報は出来るだけインターネットで前もって収集しておこう。
いろいろと有用なデータが見つけられる。
BBSに書き込みを行う際には、幾つかの点で注意事項がある。
自分で簡単に調べられるような質問はしない。
大学や、試験の事務局にするべき質問をBBSで質問しない。
すでに書き込みがある質問を繰り返し質問しない。
会議室が荒れる原因となるような発言を慎む。
等の点には注意しよう。
試験には山を張る
試験の過去問題を調べると、
毎年同様の設問がでる問題。
前回に出た設問は繰り返しは出ない問題。
の二つの傾向が見て取れる場合が多い。
毎回同じような設問が出る問題はは、確実に点が取れるように問題のバリェーションをあらかじめいろいろ考えた予想問題を作って準備しよう。
前回と同じ設問が繰り返し出ない問題の場合は、同じ問題は今回は出題されないと推定して勉強からはずしてしまっても構わない。
その替わりに前々回の試験、前々々回の試験で出題された設問が出題される可能性が高いのでしっかり勉強しておこう。
予想問題はわざと難しく作ってある
資格試験にはよく「予想問題集」と称する参考書がある。
予想問題集は実際の試験よりはかなり難しく作ってある。
こんなに難しい試験はとても受からないからと投げでしてしまわないように。
予想問題と同じレベルの問題は実際の試験では三分の一程度であとの出題はかなり易しい問題だ。
もっとも実際の試験では予想問題にも載っていない難問も出題される。
そう言う事情があるので、受験の際の作戦を練るのに、予想問題集を使ってはいけない。
試験直前の対策
試験直前の三日程度は体調の調整に使い、勉強はしない。
睡眠を十分に取り、栄養のある食事で体と頭に疲れが残らないようにする。
試験問題の問題数を前もって確認しておく。
試験の当日に問題を読んで余白を見つけて最終ページだと勘違いして、後半の問題を見落として途中までしか解答していなかったという失敗談はよく耳にする。
選択問題「五問中三問を選んで解答せよ」などの設問が出題されるかをあらかじめ確認しておく。
全部の問題に答えていたため、解答時間が足りなくなったという失敗談もよくある。
試験当日の準備
お弁当は、試験会場付近のコンビニで購入するのは不可能だ。
大勢が一斉に押しかけるので、めぼしい食べ物はすぐになくなってしまう
必ず、朝近所のコンビニで買ってから電車に乗るか、前の日に買っておこう
上履き持参の会場か。
身分証明書の持参が必要か。
電卓は持ち込み可能か。
などはしっかり調べよう。
駅から遠い会場の場合は、前もって道順を地図で確かめよう
大勢が進む方向に行けばいいと思ってついていったら、たまたま同じ日に別の会場で、まったく別の資格試験が行われていたという失敗談はよく耳にする。
資格試験突破の必殺技
出題の意図を読みとれ
資格試験突破の第一の秘訣は出題者の意図を読みとる事だ。
資格試験の出題にあたっては、試験の性質から次のような事が要求される
合格者が目標とする合格率にできるだけ近くなること。
得点が合格ラインを中心にできるだけばらつくこと。
満点を取る受験者を出さないこと。
あらかじめ試験対策の勉強をしていない受験生を合格させないこと
これらの条件を満たすために資格試験はいろいろと出題に工夫がなされている。
試験問題に難易度をつけて、できるだけ点数がばらつくようにする。
事前の準備では絶対に解けない超難問を数問出題する。
その資格試験でしか出題されない種類の問題を用意する。
これらの条件をよく理解して、私は次のような作戦をとった。
必勝解答術
マークシート解答の裏技
試験前に、目標とする得点を決めておく。
合格点が60点なら70点から80点程度を目標にすればいい。
合格点が75点だったら、85点から90点を目標に自分の実力を元に計画を立てておく。
合格ラインは、試験の合格率や、問題の難易度から大体の推定はできるし、資格試験の雑誌などでも推定合格ラインは解説してある。
満点を取るのは不可能なので、最初から何題まで捨てるかを予定しておく。
試験問題には必ず時間がかかってなかなか解けない問題を混ぜておくのが通例だ。
その手の問題で時間を食うのを避けるためにも、最初から何題までは捨てると計算しておくのだ。
まず最初の20分はすべての問題を読む。
難易度が低くて、すぐに答えられる問題を選んで解答する。
難易度がやや高くて、少し考えないと答えられない問題を解答する
計算問題を解答する。計算問題は、あとでチェックするために式を必ず後で読んで分かるように書く
かなり難しいと思われる問題を最後に解答する。
満点を取らせないための超難問はいっさい考えずに適当にマークする。
あとでまとめて解答マークしようとすると、時間が足りなくなることがあるのでマークはその都度行う。
後で自己採点するために、問題用紙に解答した答えをメモしておく。
最後にマークをきちっとしたか、名前、受験番号をちゃんと書いたかをチェックして終わったらすぐ退室する。
たとえ解けない問題があっても、時間ぎりぎりまで粘って解けることない。
解けない問題は早めに諦めて、余計な時間を使わない。
試験終了後
以前は、受験した友達どうして会場の近くの喫茶店に集まって正解を出し合って採点するという光景が資格試験ではよく見られた。
今では、インターネットですぐ解答速報が流れるので、もうそんな場面は見かけなくなった。解答速報は時々間違っていたりもするし、出題ミスあっても訂正のアナウンスがすぐに流れることはない。
資格試験は就職にも影響するし、落ちたら次回にまた受けなければいけない。
合格発表までの不安はとても重苦しくて、合格発表まではつらい気持ちで過ごさなければならない。
心の不安を乗り切る一番いい方法は、すぐに別の資格試験の受験準備を始めることだ。
難しい資格試験の間に誰にでも取れる簡単な資格試験を受けるようにすると気持ちの落ち着きを維持しやすい。