1998/3/15
由紀、安田の音楽会
昨日、久し振りに暁子と、松戸の大きな森林公園の中にある森のホールの音楽会に出掛けた。 由紀さおり、安田祥子の童謡を聴くのをメインテーマにしたコンサート。暁子がかなり早くから予約をしておいてくれた。
家を出たのが、開演時間の1時間前で、行く先のホールの場所も正確に知らないで出掛けた。暁子は一度出掛けた事があるらしいが、例によって方向音痴。近くへ行くまで見当がつかない。駅から早足で必死に歩いてぎりぎり間に合った。二階の最前列の席だったので、舞台全体が良く見えた。観客席はほぼ満員。聴きに来ておられたのは中年の人が多いように思えた。舞台の装置もシンプルであったが、なかなかセンスがあった。
由紀、安田のお二人は姉妹だけあって、声や、歌い方はもちろんの事、間に挟むお話も非常に良く合っていた。それぞれの持ち味を生かしながらの進行は流石である。このコンビで出演しだして、もう10年を超えていると話しておられた。本番の歌の内容も、当然良くこなれていて、なかなか楽しかった。
何年も聞いていなかった曲もいくつか歌われ、懐かしかった。特に母親を歌った3曲については、心の底からじんと来た。小さいころの母親の姿が浮かんで仕方が無かった。今から3年前に亡くなった母は、最晩年の何年間かは、病院に入院をし、少し痴呆になっていた。そのため、その時の母親の印象が強烈に残っていたが、昨日出会った私の母は違った。背の高い母。強かった母。疎開先で会いたくて仕方なかった母。こんな母をはっきりと思いだし、その母を歌を聴きながらすごく感じた。
童謡と言うのは、小さいときに、本当の心の奥底に刷り込まれてあるのだなと、しみじみと思った。由紀さおりさんの顔が遠くて良く見えなかったので、休憩時間にオペラグラスを500円で買った。音楽会では珍しいが、帰りがけに、玄関口でお二人が帰るお客を送るために立っておられた。近くで見ると、やはりそれなりのキャリアーなので、オペラグラスで見る程度がよいのかなと思う。
帰り路、新八柱の駅近くのイタリア料理店で食事をした。二人でワインを1本あけ、パスタを食べた。先週の土曜日も娘夫婦と4人で、やはりフォーシーズンのイタリア料理を食べた。このところイタリア料理ついている。昨日の値段は五分の一ぐらいであったけれど。
いい音楽会に巡り合えて、二人とも、ご満悦の昨日、一日であった。